【ボートレース桐生(ナイター)PGⅠマスターズC】湯川浩司「作戦はAとBがある」勝てるプランを選択

初出場のマスターズチャンピオンで初優出も決めた湯川浩司


 V戦も攻める-。湯川浩司(45)=大阪・85期=が準優9Rで3カドに引いて強攻に出た。
4コースからまくり差した石渡鉄兵にトップこそ奪われたが2着でゴールし、初出場のマスターズチャンピオンで見事にベスト6入りを果たした。

 「3カドは、そっちの方が面白いかなと思ってやった」。準優の足は伸び型で今シリーズトップ級を誇示した。「伸びは自信を持っている。出足、ターン回りも普通ぐらいはある。Sは一度も全速で行っていないけど、全速で行ったら、かなりいい展開をつくれる」と手応え十分だ。

 第19回(2018年・福岡)の渡邉英児、第22回(21年・下関)の原田幸哉、第24回(23年・若松)の井口佳典、そして第25回(24年・鳴門)の菊地孝平ら、初出場Vが目立つ大会。湯川は、その流れを引き継げるか。

 「正直あんまりマスターズっぽくない。進入とか、駆け引きがもうちょっとあってもいいかな」と〝ルーキー〟はここまでのシリーズの戦いをシビアに振り返る。そしてV取りに向けて「作戦はAとBを持っている」とプランを明言。伸び特化か、ピット離れ仕様かを指すようだが、4号艇を得たことで、どうやら前者の選択が濃厚。
どちらにしろ最後まで足に磨きをかけ、攻めの姿勢を貫く。

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