
2番手以下の激戦を尻目に、優勝戦の1周2Mを先頭で回る森高一真
■戦い終わって
中辻崇人(2着)変わらずバランスが取れていたと思う。(1Mは)とりあえずターンマークを回ろうと思っていた。
井口佳典(4着)いい仕上がりで行けた。1Mを回ってBSで中辻さんに届かせることができたし、足は良かった。2Mはちょっと落としすぎたのが敗因。
萩原秀人(5着)レース足が良くなれば、という感じで行って、レース足は良かった。でもみんなの足がいいので、優勝戦に入るとしょうがない。Sは行き切れなかった。今節はいい思い出になった。今後も一走一走、走るだけです。
湯川浩司(6着)Sを行き切れなかったのが全て。5日目から伸びはきていたし、優勝戦もいい伸びをしていた。1節間通して勉強させてもらった。
石渡鉄兵はGⅠ連続Vならず
石渡鉄兵のGⅠ連勝はならなかった。3コースからコンマ13のトップSを決めてまくり差しを狙ったが、入りきれずに外へ流れてしまい3着まで。
「今節では一番いい仕上がりだったし、Sもちゃんと行けたけどね」とさばさばした表情で振り返った。
前走地の福岡のGⅠ周年で、自身6回目のGⅠタイトルを手中にして最高潮の勢いで乗り込んできた今大会。関東地区でただ一人、ベスト6へ名を連ねたが、惜しくも頂点には手が届かなかった。「レースはできたし、悔いはない」。
スリットから1Mにかけては、優勝した森高一真を最も追い詰めたとも言える内容は、3着という結果以上の自信を生んでくれたはずだ。