【名古屋競輪・GⅠ日本選手権】眞杉匠が好プレーで初戦を勝利 沖縄での〝ちぎり合い〟の成果

2日目特選10Rを勝利した眞杉匠



 眞杉匠(26)=栃木・113期・SS=が好プレーで2日目の特選10Rを勝利した。前受けから赤板で5番手に引いたが、打鐘で前を切って岩本俊介の進出を待つと、鐘3半で和田真久留の位置に飛び付いた。
見事に番手を取り切ると、終1半から流れるような捲りを放って抜け出した。

 レース後は「いい滑り出しですね。ハンドルやサドルをいじっていい方向に向いた」と笑顔。武雄記念の後でここまで間隔が空き、「計画的に練習できた。沖縄に行って4泊5日の街道練習もやりました。同期の樋口開土さん、内山雅貴さんと『ちぎり合い』をやった成果かな」と、瞬間的なパワーで相手を置き去りにする練習が効果を発揮した。

 「沖縄は暑かったですよ」と赤いパンツをめくると日焼け跡がくっきり。汗をかいた分だけ強くなっている。GⅠ初決勝を走って名前を売った京王閣ダービーから4年。関東のエースとなった眞杉の成長は、まだまだ止まらない。


【名古屋競輪・GⅠ日本選手権】眞杉匠が好プレーで初戦を勝利 沖縄での〝ちぎり合い〟の成果

パンツをたくし上げて日焼け跡を見せる眞杉匠


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