初日予選6Rで2着に逃げ粘った石川航大
A級予選6Rは、来期初めてS級に昇格する石川航大(25)=宮崎・123期=が突っ張り先行で2着。スランプ脱却の兆しを見せた。
昨年末に持病の腰痛が爆発。「まだ調子が戻っていない。乗り方が変わったし、思うように進まなくなった」と前検日に不満顔を見せていたが、レースは前受けからの突っ張り先行で九州トリオ独占。本線人気にしっかりと応えた。
「前回が熱発で欠場していて、前々回の青森はアドバンス。3月以来の競輪ですごく緊張したけど、ラインで決まってホッとしましたね」と胸をなで下ろすと、「初日は緊張し過ぎていたけど、2日目はそれが良くなると思う。そうしたら練習でやれていた踏み方も少しはできると思います」。
2日目は準決メインの9Rが出番。番手の地元・樫山恭柄をしっかりとけん引するだけでなく、今年初優出を決めて復調の度合いをさらに進める。