
堅実な走りで初日を1、2着にまとめた北山康介
初戦のイン戦をきっちり逃げて勝利した北山康介(35)=東京・103期=は、大波乱のドリーム戦でも2着を確保。篠崎元志、濱崎直矢ら強敵を差し置いて、トップで予選最終日に乗り込む。
相棒は素性Dランク評価の低調機。ただ、「思ったよりレースができていますね」と素性に反して手応えはまずまず。「パンチはないけど、レース足系。上とは差があるけど、伸びも普通はありますよ」と北山の腕を持ってすれば、十分に戦えるだけの機力は有している。
前期(昨年11月~4月)勝率はキャリアハイの7.52をマーク。「たまたまですよ」と自己評価は控えめだが、この勢いの良さがあれば、今年初Vを挙げるのは時間の問題と言えそう。
2日目は5、2枠の2走。「何とかしのぎたいですね」。首位の座を誰にも譲ることなく第一関門を突破する。