柳生泰二が主役だ
下関ボートで21日、5日間シリーズの「西日本スポーツ杯」が開幕する。当地では本年度2節目のミッドナイト開催。
節を引っ張るのは地元の柳生泰二だ。今年4月の津周年記念では2023年3月の三国周年記念以来、6度目となるGⅠ優出を果たし準Vに輝くなど、近況も充実している。さらに当地は一般戦に限れば9連続優出中と水面相性は抜群。前回のゴールデンウイーク節では機力不足に泣かされながらもオール3連対で優出して準Vと、主力として結果を残した。持てる攻撃力を存分に発揮して今年3Vといきたい。
対抗格には桑原悠を挙げる。1月の大村正月シリーズでは優勝戦1枠を獲得し、王道のイン逃げV。3月にはまるがめ、5月には大村ゴールデンウイーク節でも優勝し、今年6優出3Vは出場選手中、最多を誇る。当地は22年7月のGⅡ全国ボートレース甲子園以来、久しぶりの参戦というのが気がかりだが、自慢のスピードターンで魅せてくれるだろう。
近況のリズムでは吉田凌太朗も侮れない。4月のとこなめで今年初Vを挙げると、直前の大村でもピンラッシュでVとここにきて調子は急上昇中だ。
その他には馬袋義則、岡瀬正人のベテラン勢に、清水敦揮、赤坂俊輔、郷原章平、古賀繁輝、塩田北斗、前田聖文、高倉和士らが優勝候補に名乗りを上げる。