
3回目のGⅢ優勝を手にした小原太樹
宇都宮競輪のGⅢ開設76周年記念「第1回レジェンド神山雄一郎カップ」は最終日の18日、最終12Rで決勝戦が行われ、小原太樹(36)=神奈川・95期・S1=が先行した清水裕友マークから差し脚を発揮して優勝。宇都宮記念は初、GⅢは2023年3月玉野以来3回目の優勝を決めた。

優勝して神山雄一郎氏(右)に祝福される小原太樹
■ヒーロー
絶好の位置をゲットした小原が3回目の記念優勝を手にした。決勝は南関地区の機動型が不在で初連係となる清水マークを選択。レースではその清水が仕掛けて、小原は最終4角を番手で回る好展開。直線で一気に踏み込み、ゴールを先頭で駆け抜けた。
「清水君はさすがです。自分は追走に余裕がなかったけど、絶好の展開になったし、シビアに踏ませてもらった。清水君とは敵になることが多いと思うけど、一緒になったら恩返しをしたい」と感謝を口にした。
昨年7月の大宮FⅠで落車。左鎖骨を骨折して苦しい時期を過ごしたが、この優勝で勢いに乗りたいところだ。「この後は全プロ。競技大会は団体追い抜きに出場。
着
車
選手名
年
府県
期別
着差
決手
HB
備考
1
5
小原 太樹
36
神奈川
95
差し
2
4
阿部 拓真
34
宮 城
107
3/4身
マーク
H
3
1
坂井 洋
30
栃 木
115
1 輪
4
2
清水 裕友
30
山 口
105
1 輪
B
5
9
神山 拓弥
38
栃 木
91
1/2身
6
3
嘉永 泰斗
27
熊 本
113
1身1/2
7
6
大塚 玲
43
神奈川
89
1/2輪
8
8
小森 貴大
35
福 井
111
1/2身
9
7
伏見 俊昭
49
福 島
75
1/2身
3連単 57,800円(193番人気)