
【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】
立部楓真(26)=佐賀・115期・S2=は先月、A級で9連勝して特別昇級を果たした。昇級初戦がこの地元GⅢ。
初日5R、晝田宗一郎のカマシに合わせ切って4角を先頭で回った。しかし長い直線で失速。「あれは残らないと」。やりたいレースはやれたが、そこで満足は一切なし。「内容も結果も求めていく」と厳しい表情だ。
「セッティングがずれていたので、2日目はもっと良くなると思います」と上積みも見込める。今回は、坂田康季、橋本宇宙といった地元の若手を引っ張る立場。敗者戦でも、全力で結果を追い求める。
▼5R(立部楓真) 94点の点数は仮の姿。100点オーバーの力量は十分で、「単騎戦も苦になりません」。7-14-全。
▼7R(渡邉豪大) 初日は後位をけん制するあまりに3着。「いらないことをしてしまいました」と反省。決め脚は確かで、長い直線で突き抜けも。4-2=全。
■武雄競輪 出走表(予想)掲載一覧
■武雄競輪 ニュース一覧

初戦で敗退したが地元戦だけに気合の入る立部楓真