【ボートレース福岡（サマータイム）一般】川野芽唯「11月までに福岡での経験値を増やしたい」まずは準優1号艇で敗れた前回のリベンジに照準

出足系統はトップレベルの川野芽唯


　負けてなお強しだ。川野芽唯（39）＝福岡・100期＝は不利枠で登場した3日目10Rで4着。
舟券には絡めなかったが、道中では先行する妹尾忠幸をあと一歩まで追い詰める好ファイトで勢いよく予選ラストに飛び込んだ。

　レース内容が示すとおりに機力も上々。「出足や回ってからの加速がいい」と出足系統は強力で、伸びに関しても、「スリットからの伸びは普通だけど、道中での伸びはいい」と実戦足の良さを強調。混合戦なら軽量の強みも十分で、機力に関しては「満足しています」と不足は一切ない。

　今年は11月に当地でSGチャレンジカップとGⅡレディースチャレンジカップが開催されるが、もちろん目標はここ。そのためにも今節を重要視している。「11月までにレースも調整も福岡での経験値を増やしておきたい。だから今節と7月のオールレディースは結果を出したい」

　それだけではない。前回（3月）は節一パワーで準優1号艇を勝ち取りながら、優勝した永田啓二に準優で手痛いまくりを浴びて沈んだだけにここで何としてもリベンジを果たしたいところ。「この前の借りも返さないといけないですからね。混合戦で勝つのはやっぱり違いますから」。取り逃したVへの道筋をやり直すためにも、まずは前回に辛酸をなめた準優1号艇を奪いに行く。
（森　大輔）

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