【ボートレースからつ(モーニング)一般】田中宏典が調整力のレベルアップに奔走「一歩ずつ前進している」


【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】

 上昇一途の若武者が、今節も試行錯誤を重ねて奮闘中だ。田中宏典(25)=佐賀・129期=の予選最終日は4、5枠の2走。
前半は2着を確保するも、後半は6着と大ブレーキで予選突破を逃し、「(1周1Mは)迷いました。判断ミスです」と唇をかんだ。

 ただ近況は「『これぐらいでいいや』というのがなくなった。成績に関係なく、最後まであがくようになりました」と調整力のレベルアップに意欲的。「ペラを突き詰めていきたい。地元だと宮地(元輝)さんにアドバイスをもらっています」と同支部の大先輩にも積極的に指南を仰いでいる。

 「乗り心地を求めたら足がなくなる。多少乗りづらくなっても、レースで戦える足を求めたい」と方向性は明確で、「大幅に(調整を)外すことはなくなってきたので、一歩ずつ前進していると思います」。

 そして、「それが結果につながっているから楽しい」。今期(5月~6月14日)は30走して勝率5.70のハイアベレージ。「(今期の)折り返しの時に、A級を狙える位置にいたい」とモチベーションも高まるばかりだ。

 今節も最後までとことんエンジンと向き合って、その成果を水面で見せてくれるに違いない。


 ▼5R カド受けの立具敬司の気配がもうひとつ。田中がカドから豪快に決める。4-256-256。

 ▼10R 宮村勇哉の気配がまずまずで、人気を下げる6枠なら狙う価値がある。1-6=234。

■ボートレースからつ 開催一覧(出走表・予想)

■ボートレースからつ ニュース一覧




【ボートレースからつ(モーニング)一般】田中宏典が調整力のレベルアップに奔走「一歩ずつ前進している」

調整力に磨きをかけてさらなる飛躍を目指す田中宏典


編集部おすすめ