
不良航法の減点、ペラ交換の逆境を乗り越えて準優入りを果たした水摩敦
初日ドリーム組の水摩敦(39)=福岡・99期=が2日目から3連勝で予選をクリア。「初日の不良航法を取り返せてよかった」と第一関門を突破して安堵(あんど)の表情を見せた。
予選道中はドリーム戦の不良航法の減点10だけでなく、ペラ交換のアクシデントにも見舞われ、序盤で得点率争いとエンジン調整の両方で逆境に立たされた。その後は「(ペラ交換前に)良かった伸びはなくなった」とパンチ力こそ鳴りをひそめたが、さすがの調整手腕で手早く水準以上の機力を確保。「宮内由紀英選手、廣瀬真也選手みたいなトップ級とは差があるけど、バランスが取れて中堅上位はある。伸びを求めることはせず、今の方向性で行く」と腹も決まった。
準優は9Rの4枠。今年5月の当地ミッドナイトでは、同じ準優4号艇(5コース)から3着と優出まであと一歩に迫った。前回を上回る着順を狙い、レースに全精力を傾ける。