
良機68号機を相棒に活躍を誓う坂井滉哉
初日のうちに巻き返した。坂井滉哉(25)=福岡・132期=は初戦となった初日2Rで大敗を喫したが、後半の7Rは3コースから握って攻めて2着を確保。
機力も成績通りに上昇して、「足は普通ぐらいだけど、乗りやすくて悪くない」と実戦足にはまずまずの手応え。ただ相棒の68号機は当地のメーカー機の一つとあって、「出し切れていない」と不満をこぼす。「今度は伸び型を試してみます」とペラ調整のシフトチェンジを示唆しており、どこまで激変するかも見ものだ。
今節は同時開催の芦屋でGⅢ「ウエスタンヤング」が開催されているが、レースを横目に見て闘志を燃やしている。「上を目指すのなら本当はあっちにいないといけませんよね。来年は絶対にあっちにいる選手になります」
だからこそ、前期(昨年11月~今年4月)は前々期より勝率を下げたことを猛省。今期は出世ロードの再構築をもくろんでいる。「同期は(132期在校勝率1位の)水谷理人がもう優勝しているし、他も成績を上げ出している。自分も負けるつもりはない。今期は絶対に勝率を大幅に上げます」。自身も養成所時代は勝率6.67をマークした好素材。