
【記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々】
「前節で雨が結構好きになれました」。三宅真央(28)=山陽・33期=が、苦手走路を克服の兆しだ。
前節の地元戦(6月13~15日)は3日間とも雨。初日は5着で予選落ちしたが、2日目は敗者戦とはいえ3着と車券に貢献すると、最終日はそれ以上に大奮闘。最終4角まで先頭で、最後の最後に抜かれての2着という惜敗。湿走路の1着は2年前の5月の一度きりだったが、それ以来の2勝目にあと少しだった。
「吉松憲治さんをはじめ整備グループの皆さんのおかげ。雨のセッティングのアドバイスをもらって、走るコースも教えてもらいました」と周りの助言を吸収して開眼した。「でも、コースはまだ駄目でした。もっと大きく走れるようにならないと…」
課題を残して白星を逃したのが心残り。今節は終盤に雨の予報。せっかくなら勝ち上がり戦で雪辱を果たせるよう、まずは予選突破に全力を注ぐ。
▼3R 三宅真央は晴れでも伸び伸び走れるなら、準々決勝入りとなる3着以内への踏ん張りも十分。246-1=246。
▼8R 青木隆浩は早めに抜け出せると、重ハンディ勢を振り切れるだけの機力。3-5=6。
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雨への苦手意識は前節で払拭の三宅真央
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