【久留米競輪・GⅢ開設記念】九州の大砲候補・後藤大輝が坂本健太郎と3年連続の開幕ワンツー
 今年も久留米勢のワンツーで開幕した。後藤大輝(24)=福岡・121期・S1=が突っ張り先行。
マークの坂本健太郎が差して、初日1Rは3年連続でこの2人のワンツー決着。3番手の小林弘和も3着で、ラインでの上位独占だった。

 後藤は、「初日1Rの1番車はもういいですよ」と開幕戦のプレッシャーを感じつつも、「昨年までとは気持ちが違った」と自らの成長を感じ取った。「特別戦を走れるようになったことで学んだ。まったく焦りを感じなかった」とこの日の走りに合格点をつけた。

 「踏み過ぎず、ペースに入れられた。大きな舞台を経験できたことが大きい」。昨年のこの大会以降に、GⅠを3節、ヤンググランプリを含むGⅡを2節経験した。「SSの方々は、記念でどっしり構えている。GⅠの経験が豊富だからそれができるんだと思う」と目線はトップ級の選手に向いている。

 7月はGⅡサマーナイトフェスティバル、8月はGⅠオールスターに出場予定。今大会も含めて、今後ますます大きな走りを期待したくなる。


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初日1Rでの3年連続ワンツーを決めた後藤大輝(左)と坂本健太郎
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