【久留米競輪・GⅢ開設記念】北津留翼が連日の猛烈捲りで九州勢の勝ち上がりに貢献
 強い北津留翼(40)=福岡・90期・S1=が帰ってきた。初日に10秒7の捲り。
2日目の二次予選では7番手から、逃げる小林泰正をあっという間に乗り越える2角捲りで連勝した。

 「作戦は突っ張り先行だったんですよ。赤板で長田龍拳君がギリギリのところを上がってきたので死角になって見えなかった。失敗しました」と下げて立て直しての捲り。田中誠-小林弘和も何とか追走した。先頭の北津留は初日に続き一番時計を掲示し、ライン3車での確定板独占に大きく貢献した。

 昨年後半は体調を崩し、点数も大きく下げた。1年以上優勝がなく、現在も108点台と好調時には遠く及ばない。

 「初日はいい感じでしたが、2日目は内容が悪いですね」と自己評価はまだまだ。それでも連日の捲りの切れを見ると、3年ぶり2度目となる中野カップ奪取もありそうだ。

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二次予選を終えて、連係した田中誠(左)とレースを振り返る北津留翼
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