初戦を2着で幸先よくシリーズを滑り出した坂井滉哉
肉眼では測りかねたわずかな差。坂井滉哉(26)=福岡・132期・B1=が初日1走の5R、着差5センチで2着を守ってゴール。
レース後は「危なかったです」とあわや3着の内容を振り返って冷や汗たらり。1M、2Mと全速戦を連発していったんは悠々2番手の態勢だったが、3周目に入ると、高倉和士(34)=福岡・111期・A2=が急接近。
しかも3周2Mのターンではターンマークを外して、ゴール目前で完全に並ばれてしまった。「追い付かれたのはターンミス」。それでも、直線で伸び負けずにどうにか振り切った。
同支部の先輩レーサーに競り勝てたのも非凡な才能があってのもの。2023年5月のデビュー以来、着々と勝率を伸ばし、3期目の昨年9月には福岡で初優出(5着)も果たしている。
そして5期目の今期(5月~)は勝率4.70で芦屋入り。「Fを切らないで1年近く走れているのが大きい。ビビってSでちゅうちょすることが少なくなった」。昨年10月を最後にS事故はなし。
「まずは予選突破を目指して頑張ります」。福岡3場で芦屋だけは予選突破の経験がない。当地で実績を残せるよう、予選2日目も引き続き好成績を目指す。
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坂井滉哉(外の3号艇)が着差5センチで2着を守ったスリット写真