【函館競輪(ナイター)GⅠオールスター】小川勇介が300勝 心に残る1勝はもちろん昨年の感動V
 5日目2R、小川勇介(40)=福岡・90期・S1=が東矢圭吾マークから直線で伸ばして1着。通算300勝を達成した。


 この東矢-小川-嶋田誠也の連係は初日の6Rと同じ。だがその時は、号砲直後の1角で東矢が落車してライン崩壊。3人とも敗退していた。

 「お客さんに迷惑をかけた分、リベンジでした。東矢君が強くて脚を削られました」と、残念な初戦の分も気合を入れての競走だった。

 デビューから20年。「もちろんまだ通過点ですが、敗者戦とはいえGⅠで達成できたのは良かった」。これまでで最も心に残る1勝は、「昨年の師匠の冠レース。何かもう一つ上にステップアップできるような気がした」。優勝し、闘病中の吉岡稔真氏と表彰式で対面。お互い号泣した感動シーンを思い出していた。

 今年は吉岡稔真カップがこの大会の直前にGⅢとして行われた。
「小倉組が地元であれだけ頑張っていた。それでオールスター組も頑張れました」。吉岡氏が唯一取れなかったGⅠで節目の勝利を手にし、ほっとした表情を見せた。

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5日目2Rで通算300勝を達成した小川勇介
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