【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】「開き直って走った」國村美留莉が4番手強襲で2年ぶりの勝ち上がり1着に笑顔


【記者コラム・森川和也の追走一杯】

 ガールズ予選2の1Rは、4番車で伏兵の國村美留莉(25)=山口・118期・L1=が終4角4番手から外を強襲して1着。2023年9月四日市(1、4、決勝6着)以来となる勝ち上がりの白星をゲットした。


 前回大垣でデビュー初Vを達成。明けて今回、奥井迪、藤田まりあなど実力者が参戦し真価が問われるシリーズだったが、好ムードは継続中。「1着が取れたのは展開ですよ。藤田さんが内に行って、隊列が短くなったから」と謙遜したが、4番手から前団をまとめてのみ込んだのは状態がいい証しだ。

 「初日に4着だったから(上位着を狙って)開き直って走ったのが良かったみたい」と報道陣の前で満面の笑み。着実に脚を上げてきた國村から目が離せない。▼決勝8Rは好メンバーがそろう一戦だが「臨機応変に、確定板に乗れるように頑張ります」ときっぱり。過去に2場所連続の決勝入着は一度もないが、現在の状態なら奥井迪の2、3着に食い込んでも不思議ではない。1-6=2345。

 ▼4R(松本大地)クレバーな屋良朝春が、レースぶりの甘い松田昂己を手玉に取って先行する可能性もある。松本が屋良の番手から抜け出して3-5-1247。

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【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】「開き直って走った」國村美留莉が4番手強襲で2年ぶりの勝ち上がり1着に笑顔

2日目1Rで4番手強襲を決めた國村美留莉
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