強S速攻で逃げ切った重富英雄
【記者コラム・三島隆助の思想タイム3.40】
ズドーンと一発で決めてみせた。重富英雄(50)=山陽・24期・A級=が準々決6Rで目の覚めるようなS攻勢。
「クラッチ板を換えて練習は切れた。その感触で切ろうと思ったらメチャクチャ切れた。久しぶりに切れたね」。勝因はSに尽きるが、エンジンに話が移ると急にトーンダウン。「キャブを大幅にやり過ぎた。初日の方が良かったね。立ち上がりが開かなくて車の向きが変わらなかった。結構乗りづらかった」と振り返った。
ただ、そのキャブ調整が原因なのは明らか。「調整を戻すか、逆の方向にするか」。2日目のスタートに加え、キャブのひと調整で気配が戻れば、準決▼9Rは3-26-26758。
▼3R 日名子幹正は2日目、あと一歩で白星を逃した。その反省をきっちり胸に刻んで1着取りへ。1-72-7238。