【ボートレース福岡（サマータイム）男女ダブル優勝戦】急成長中の中尾優香に要注目


【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】

　一発勝負の準優は、予選とは全く別物のレースと言ってもいいほど。機力や旋回力はもちろん、それを生かすメンタル面も重要になってきます。


　そこで準優メンバーの準優突破率（直近20節）を見てみましょう。これは近況の準優における勝負強さを数値化したものです。



【ボートレース福岡（サマータイム）男女ダブル優勝戦】急成長中の中尾優香に要注目


　今回は男女ダブル優勝戦ということで、準優は3着勝ち抜けの2個制。普段の2着勝ち抜けとは違いますが、勝負強さがものをいうのに変わりはありません。数値が高ければ高いほど勝負強いのですが、ポイントは準優1号艇を上回る選手の有無。数値で上回る選手がいる場合は波乱が起きやすく、いない場合は堅く収まりやすいということになります。

　この観点で今回の準優を見てみると、9、12Rには上回る選手が存在します。つまり、今回の準優は9、12Rは堅く収まりやすく、10、11Rは荒れる要素があるということです。

　狙うのは当然、最も数値の高い選手で、9Rなら白水勝也、12Rなら中尾優香が該当します。いずれも近況は好調で、特に中尾は今期（5月～）の現在勝率が5.93と、前期（昨年11月～今年4月）の3.43から2点以上も引き上げる急成長ぶり。好配の使者として白羽の矢を立てるにはうってつけの存在と言えるでしょう。

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