【松阪競輪・GⅢ開設記念】SS新山響平が番手捲りで今年初Vをゲット
 松阪競輪のGⅢ開設75周年記念「蒲生氏郷杯王座競輪」は13日に最終日を行い、決勝は新山響平(31)=青森・107期・SS=が、逃げた酒井雄多の番手から2角捲りで今年初優勝を飾った。GⅢ優勝は昨年11月の四日市記念以来、通算6回目。
2着は3番手から伸びた渡部幸訓で、3着は新山をマークした佐藤一伸。




◆松阪12R S級決勝




選手名

府県
期別
着差
決手
HB
備考


1

7

新山 響平
31
青 森
107
 
捲り
B
 


2

3

渡部 幸訓
42
福 島
89
1身1/2
差し
 
 


3

6

佐藤 一伸
38
福 島
94
1/8輪
 
 
 


4

1

古性 優作
34
大 阪
100
1/4輪
 
 
 


5

4

園田 匠
44
福 岡
87
4 身
 
 
 


6

5

郡司 浩平
35
神奈川
99
微差
 
 
 


7

2

浅井 康太
41
三 重
90
1身1/2
 
 
 


8

9

武藤 龍生
34
埼 玉
98
6 身
 
 
 


9

8

酒井 雄多
29
福 島
109
大差
 
H
 


3連単 4,320円(10番人気)
 
 
 
 
 




■ヒーロー

 新山が後輩の気迫駆けに北日本上位占めで応えた。「酒井君は(準決後)すぐに『頑張らせてほしい』と言ってきた。気持ちが分かったので前を任せました」。

 気合満点で臨んだ酒井が郡司浩平を突っ張って最高の展開をつくってくれた。「何としてもモノにしないといけない。ラインで決めるには誰か来てからだと絡まれることもあるので行かせてもらいました」

 冷静に状況を判断して2角から番手発進。新山の全開スパートに4番手にいた古性優作は動くことができず、北日本3人のワンツースリーが決まった。

 前回が地元の青森記念だったため今回は疲労が残って状態はあまり良くなかったが、脚の回転を意識するなどして対応した。「結構疲れている中でまあまあの走りができました」と今年初V以外にも収穫があって笑顔を見せた。

 これで次のGⅠ寬仁親王牌にはいいムードで臨める。「練習で、もうひと追い込みしてから走りたいですね」と、人気の大砲は目をギラつかせた。



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今年初Vに笑顔の新山響平
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