現地時間2025年5月20日(火)から23日(金)まで台湾・台北市で開催された世界最大級のコンピュータ見本市「COMPUTEX TAIPEI(以下、COMPUTEX 2025)」
世界中から最新技術が集まる展示会にSaiga NAKも現地取材を行いました!
今回はG.SKILLブースの様子をお届け!
パソコンから煙がモクモク!インパクト抜群の「OC World Cup」

台北を拠点に展開するPC関連メーカーのG.SKILLは、毎年OC World Cup(オーバークロックワールドカップ)なるものを開催。
簡単に言うと、いかにPCの性能を引き出せるかという大会で「OC World Cup 2025」チャンピオンには1万ドルが贈られます。

世界各国から卓越した知識と経験を持つオーバークロッカーたちが集まり、日本からも“液体窒素おじさん”こと清水貴裕(@Shimizu_OC)さんが参戦。


あまりにも物騒なステージ周辺。
PCを冷やすために大量の液体窒素が用意されています。

電圧やクロック数を調整してベンチマークをかけて冷却して・・・。

大会はドイツのCENSさんが優勝。
「OC World Cup 2024」に続き2連覇を達成しました。



「Trident Z5 Royal Neo」シリーズや「Trident Z5 NeoX RGB」など豪華なメモリも多数展示。
やっぱり成金デザインもいいなぁ!
日本でも流行るのか?MOD PCという文化
嘘みたいだろ。パソコンなんだぜ。これ...#COMPUTEX #自作PC #MODPCpic.twitter.com/19WajocBeI
— Saiga NAK (@saiganak) May 20, 2025
家庭用ゲーム機やモバイルが先行していた日本でも、昨今はゲーミングPCが普及。
メーカーから販売されているモデルもあれば、一部スペックをカスタマイズできるBTOや、一から自分で組み立てる自作などさまざまな入手方法があります。
・・・とはいえ、こんなPCを持っている人はごくごくごく稀なのでは?
COMPUTEXのG.SKILLブースでは毎年多くのMOD PCが展示されることでもお馴染み。
と、いうことで展示されたユニークなPCたちを一挙ご紹介!


ゲームのお供といえばお酒!
このPCならお酒を置いておける・・・


・・・だけじゃない!!
まさかのサーブ機能があります。
勢いがあるのでちょっと泡立つ。


変わり種の後はひたすらカッコイイ液冷PCでお口直し。

こちらは透過ディスプレイを使うことで美少女が浮かび上がる仕様。
日本のN's Factory Noguchi(@nissyan_daze)さんによるMOD PCです。



流行りのアフタヌーンティーをモチーフにした超Kawaiiデザイン!
冷却液までパステルピンクにするこだわりです。
YouTubeでは実際に制作している様子が公開されています。



ピラミッドやマンタをモチーフにしたPCも!
歯車から感じるスチームパンク感がたまりません。


先ほど紹介した、ガンダム・バルバトスをモチーフにしたと思われる巨大なPCは最も来場者の目を引いていました。
背面のファンがまたカッコイイ。

ラストはみるからに冷えっ冷えなコレ。
もはやPCかどうかも分かりませんが、一応・・・
- メモリ: G.SKILL Trident Z5 DDR5
- CPU: Intel Core Ultra 9 285K
- マザーボード: ASUS ROG MAXIMUS Z890 APEX
が搭載されているそう。もりもりスペック。

後ろを見ると何やら管が繋がっているよう。
たどってみると・・・?

液体窒素。またおまえか。