アストンマーティンにとって試練の開幕戦となった。2026年F1第1戦オーストラリアGP決勝が3月8日にアルバート・パーク・サーキットで行われ、フェルナンド・アロンソはわずか14周でトラブルを発生させ、ガレージへと緊急退避。
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スタートで見せた真骨頂 17番手から10番手へ
プレシーズンから深刻な異常振動問題に悩み、週末を通じてトラブルが続出した開幕戦。アロンソは予選Q1で17番手に終わるなど、厳しい状況でのスタートとなった。 それでも決勝ではベテランの経験が光った。ソフトタイヤを選択したアロンソはスタートで次々と順位を上げ、わずか数周で17番手から10番手まで浮上するサプライズを演じた。アロンソ自身も「楽しい2周だった」と振り返っている。
14周目の無線「車を止めろ」 緊急ガレージへ
しかし、その後はマシン性能の差が如実に現れた。徐々に順位を落としたアロンソは、14周目にピットへと戻る。スタッフがタイヤ交換に動こうとした瞬間、チーム無線に緊急の声が響いた。 「車を止めろ、問題がある」 そのままガレージへ。修復作業が始まった。FP1から続いてきたPU関連トラブルが、決勝でも顔を出した形だ。
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データ収集に活路 修理後に復帰し21周でリタイア
チームはレースを「学びのセッション」と位置づけ、修理を経てアロンソを再びコースへ送り出した。ただし、ポイント争いは度外視。部品保護を優先し、21周を走ったところでチームの指示によりリタイアとなった。 「今日の走行で中国に向けて、少し方向性が見えてきたと思う」とチームは前向きなコメントを残した。優勝はラッセル(メルセデス)で、アストンマーティン勢は2台ともに完走扱いとはならなかった。信頼性とパフォーマンス両面での改善が急務だ。
次戦は中国GP。アストンマーティンが開幕戦のデータをどこまで活かせるか、目が離せない。

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