WBC2026・1次ラウンドプールBで3月10日(日本時間)、アメリカはメキシコを5対3で下し、無傷の3連勝を達成した。ヒューストンのダイキン・パークで行われた注目の同率首位対決。

主将ジャッジの先制アーチ、2025年NLサイ・ヤング賞右腕スキーンズの力投がアメリカの連勝を支えた。

【画像】【WBC2026】アメリカがメキシコに競り勝ち3連勝プールB首位通過

ジャッジ先制2ランで大量5点

 均衡を破ったのは、初のWBC出場となる主将アーロン・ジャッジだった。3回、ブライス・ハーパーの安打で走者を置くと、ジャッジが右翼スタンドへ2ランを叩き込む。さらにその回は打線がつながり計5点を奪うビッグイニングに。先制の一打が試合の流れを決めた。

 守備でも輝いた。メキシコの攻撃では右翼からサードへの送球でアウトを成立させるなど、攻守にわたってチームを牽引。今大会3試合目でも存在感を示した。

スキーンズが4回7奪三振の力投

 マウンドでは2025年NLサイ・ヤング賞右腕のポール・スキーンズが圧巻の投球を見せた。4イニングを無失点、奪三振は7。160キロ超の直球を軸に変化球も交えた多彩な組み立てで、メキシコ打線を完全に封じ込めた。

 なお2年連続ALサイ・ヤング賞のタリク・スクーバルは熟慮の末、当初の計画どおり1試合で離脱することを決断した。

以降はスキーンズを軸とした投手構成が注目される。

【画像】【WBC2026】スクバルが米国代表離脱 英国戦1試合のみ「最も難しい決断」

3連勝でプールB首位 準々決勝へ

 アメリカは今大会プールBで3戦全勝。ブラジルに15対5、イギリスに9対1と圧倒を続け、同率首位のメキシコも5対3で退けた。プールB首位通過を確定させ、3月13日(日本時間)の準々決勝に進出する。

 準々決勝の相手はプールA2位となるチームだ。プールAでは3連勝で上位に立つプエルトリコとの対戦も想定される。前回2023年大会で日本に準決勝敗退を喫したアメリカにとって、今大会は悲願の王座奪還を懸けた戦いだ。

 1次ラウンドは3戦全勝。「歴代最強」とも評されるタレント集団が本領発揮しつつある。ジャッジ、スキーンズ、ウィットJr.らが牽引するアメリカの戦いから目が離せない。

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