26年ぶりの歴史が塗り替えられた。3月15日、プレミアリーグ第30節でマンチェスター・ユナイテッドがオールド・トラッフォードにアストン・ヴィラを迎え、3-1で勝利。

MFブルーノ・フェルナンデスが2アシストを記録し、今季16アシストとした。
これにより、デイビッド・ベッカムが1999-2000シーズンに記録したクラブのプレミアリーグ1シーズン最多15アシストを更新。実に26シーズンぶりの新記録となった。CL圏内を争う直接対決で勝利したマンUは、3位をキープ。欧州切符争いで大きな一歩を踏み出した。

【プレミアリーグ】リヴァプール1-1トッテナム 土壇場リシャルリソンに沈む

ブルーノ2アシストで主導権
前半は両チームとも決定機を作りながらも得点は生まれず、0-0で折り返す。
試合が動いたのは後半53分だった。ブルーノ・フェルナンデスのCKにカゼミーロが力強いヘディングで合わせ、ホームチームが先制する。
だがヴィラもすぐに反撃。64分、CKの流れからロス・バークリーが左足でゴールを決め、試合を振り出しに戻した。
それでも主導権はマンUが握る。
71分、ブルーノが鋭いスルーパスを送り、抜け出したマテウス・クーニャが冷静にゴールへ流し込み、再びリードを奪った。

この試合でブルーノは2アシスト。今季のアシスト数は16となり、クラブのプレミアリーグ年間最多記録を塗り替えた。
なお、プレミアリーグのシーズン最多アシスト記録はティエリ・アンリとケビン・デ・ブルイネが持つ20。残り試合を考えれば、到達の可能性も十分に残されている。

途中出場シェシュコが決定打
試合を決定づけたのは途中出場のストライカーだった。
76分、シェシュコがピッチへ投入される。
するとわずか数分後、ゴール前の混戦からボールを押し込み、チーム3点目を記録。勝負に決着をつけた。
途中出場から流れを変える役割を担うストライカーは、この試合でも大きな存在感を示した。終盤戦に向けて、攻撃陣の選択肢を広げる重要な戦力となっている。
一方で、先制点を挙げたカゼミーロも中盤で存在感を発揮。攻守両面で安定したプレーを見せ、チームの勝利に大きく貢献した。


CL争いで3位をキープ
この勝利でマンUは勝ち点54に到達し、リーグ3位を維持。4位ヴィラとの勝ち点差を3に広げた。
暫定監督としてチームを率いるマイケル・キャリックの下、オールド・トラッフォードでは安定した戦いを続けている。ホームでは連勝を伸ばし、終盤戦へ向けて大きなアドバンテージを築いた。
チェルシーやリヴァプールなど、CL圏内を狙うライバルも追走しているが、直接対決を制した意味は小さくない。
次節、マンUは20日に敵地でボーンマスと対戦。ヴィラは欧州カップ戦を挟み、ウェストハムとのリーグ戦に臨む。

【プレミアリーグ】マンU、キャリック体制初の黒星 10人のニューカッスルに終盤の一撃で屈する

ベッカムの記録を越えたブルーノ・フェルナンデス。
その右足が、マンUを再び欧州最高峰の舞台へ導くのか。シーズン終盤の戦いから目が離せない。

編集部おすすめ