侍ジャパン大学日本代表の顔ぶれが固まった。8月29日に明治神宮野球場で行われる「侍ジャパンU-18壮行試合 高校日本代表 対 大学日本代表」に出場するコーチングスタッフと選手25人が、8月24日に発表された。

7月に台湾・台中市で開催された「ワールド カレッジ ベースボール チャンピオンシップ(WCBC)」で初代王者となったチームから、25人が名を連ねた。

※以下、選手情報および背番号は8月24日の発表時点。

チームを率いるのは4人の大学野球指導者

指揮を執るのは鈴木英之監督。関西国際大学野球部の監督を務め、WCBCではチームを初代王座へ導いた。

コーチ陣には杏林大学の溝口智成、法政大学の大島公一、筑波大学の川村卓が名を連ねる。いずれも所属大学で監督を務める指導者だ。

大学代表はWCBC制覇により、2023年の日米大学野球、2024年の欧州遠征、2025年の日米大学野球に続いて国際大会4年連続、大会数では5大会連続の優勝となった。
鈴木監督は7月の帰国会見で「初代王者ということを一番の目標にしてきました」と振り返っている。神宮の一戦は、その勝ち方を次の世代へ受け渡す場でもある。

【コーチングスタッフ】
・50 監督 鈴木英之(関西国際大学野球部 監督)
・51 コーチ 溝口智成(杏林大学野球部 監督)
・52 コーチ 大島公一(法政大学野球部 監督)
・53 コーチ 川村卓(筑波大学野球部 監督)

投手8人と捕手4人が神宮に集まる

投手は4年生6人、3年生2人の計8人。
WCBC決勝でアメリカを相手に先発し、6回3安打2失点と試合をつくった鈴木泰成(青山学院大)が軸となる。同じ決勝で最後のマウンドを締めくくったのが藤本士生(國學院大)。3年生ながら、優勝の瞬間をマウンドで迎えた左腕である。

捕手は4人。


主将を務めるのは渡部海(青山学院大)で、WCBCでは主将・正捕手・4番の三役を担った。西野啓也(立命館大)は決勝の11回に代打で左前へ適時打を放っている。最年少組の1人が法政大の井上和輝。今回の25人で2年生は2人だけだ。

【投手/8人】
・11 鈴木泰成(青山学院大4年・東海大菅生)
・12 馬場拓海(日本体育大4年・福岡大大濠)
・15 宮原廉(近畿大4年・崇徳)
・17 星野世那(大阪商業大4年・近江)
・19 猪俣駿太(東北福祉大4年・明秀日立)
・21 米沢友翔(関西大4年・金沢)
・14 藤本士生(國學院大3年・土浦日大)
・20 大城海翔(仙台大3年・滋賀学園)

【捕手/4人】
・1 渡部海(青山学院大4年・智辯和歌山)
・22 前嶋藍(亜細亜大4年・横浜隼人)
・27 西野啓也(立命館大4年・高知)
・29 井上和輝(法政大2年・駿台甲府)

内野手8人と外野手5人の内訳

内野手は8人。4年生4人と3年生4人が半々で並ぶ。WCBC決勝では中山優月(大阪商業大)が代打で中前へ適時打を放ち、試合を振り出しに戻した。

外野手は5人。7月のWCBCで打率.563、5打点をマークし、大会MVPに選ばれた榊原七斗(明治大)が中心に立つ。WCBCで決勝進出を決めた試合に本塁打を放った黒田義信(東日本国際大)も、登録は外野手だ。もう1人の2年生、境亮陽(法政大)もこの5人に含まれる。

【内野手/8人】
・2 赤堀颯(國學院大4年・聖光学院)
・4 岡田啓吾(明治大4年・前橋育英)
・5 山里宝(亜細亜大4年・神戸国際大附)
・10 今津慶介(慶應義塾大4年・旭川東)
・3 中山優月(大阪商業大3年・智辯学園)
・6 小林隼翔(立教大3年・広陵)
・7 林純司(慶應義塾大3年・報徳学園)
・9 鈴木湧陽(中京大3年・松商学園)

【外野手/5人】
・8 榊原七斗(明治大4年・報徳学園)
・23 春山陽登(大阪商業大4年・敦賀気比)
・24 黒田義信(東日本国際大4年・九州国際大付)
・25 眞邉麗生(駒澤大3年・東邦)
・26 境亮陽(法政大2年・大阪桐蔭)

始球式は侍ジャパン井口監督が務める

WCBCのメンバーから3投手が今回は外れる。渡辺和大(慶應義塾大)はコンディション不良のため、角田楓斗と古堅鈴之輔(ともに富士大)は秋季リーグ戦出場のため、それぞれ不参加となる。

試合は9回制で、コールドゲームと延長はなし。DH制を採用し、バットは木製が使われる。試合開始は18時。予備日は30日に設定されている。
始球式に登場するのは、侍ジャパントップチームの井口資仁監督だ。「世界へと羽ばたく若き才能たちの激突を、ファンの皆様と一緒に楽しみにしています」とコメントを寄せている。

対する高校日本代表は、9月7日から13日まで台湾・台北市で開催される第14回BFA U18アジア選手権に臨む18人が、8月22日に発表された。世代の異なる日本代表同士が神宮で顔を合わせる一戦。台北へ向かう高校生を、初代王者の25人がどう迎えるのか。

※選手情報および背番号はいずれも2026年8月24日の発表時点。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部
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