
今回ご紹介するのは、TikTokアカウント「bunbun2463」に投稿された1本の投稿です。ある保護犬の成長記録をまとめた投稿に、たくさんの反響が寄せられています。
犬らしくない保護犬
今回の主役は、ビションフリーゼの「ぶん」ちゃんです。保護犬として里親さんに迎えられたぶんちゃんは、おもちゃで遊んだり、尻尾を振って遊んだり、人を舐めるという犬らしい行動をまったくとらなかったといいます。
というのも、ぶんちゃんは9年間も狭いケージの中で暮らしていたわんこでした。人間とのスキンシップ経験がなかったため、どう接していいのかわからなかったのです。お散歩をしたこともなく、外での楽しみ方も知らない様子だったそう。飼い主さんは、そんなぶんちゃんに無理をさせることなく、ぶんちゃんのペースで向き合ってきたといいます。
ぶんちゃんのスキンシップ方法
そんなぶんちゃんの唯一のスキンシップは、意外なものでした。そのタイミングは完全にぶんちゃん次第。気がむいたときにテクテク寄ってきて、そっぽを向きながらくっつくのだそうです。
飼い主さんの足の間、人と人との間など、隙間を見つけてはこっそりと静かに侵入してくるのだとか。それは、控えめなぶんちゃんの最大級の甘え方なのだといいます。飼い主さんは、不器用だけれど一生懸命歩み寄ろうとする姿に、家族全員が癒されているとつづっています。
現在の姿にホッコリ
そして、最近の投稿では…。ぶんちゃんが家族になって1年がたったそう。
お散歩も慣れてきた様子で、犬らしくクンクンする姿も見られるようになったとか。また、おもちゃで遊ぶことはあまりないものの、時折スイッチが入って飼い主さんにじゃれつくこともあるそうです。
ぶんちゃんとの1年間は、「あっという間に過ぎていった」という飼い主さん。1年の区切りにぶんちゃんとの思い出を振り返ってみると、「家族になったんだな」とひしひしと実感するのだそうです。お互いに無理なく歩み寄ったことで、自然に家族の絆が結ばれたのではないでしょうか。
そんなエピソードに感動した人は多いようで、投稿にはたくさんの反響がありました。TikTokアカウント「bunbun2463」には、ぶんちゃんの微笑ましい日常の動画が投稿されています。癒しと笑顔をもらいたい方は、ぜひチェックしてくださいね。
写真・動画提供:TikTokアカウント「bunbun2463」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。