ニュース
ニューストップ｜エキサイト
ヒアリング拒否したわけじゃない！豊洲市場を巡るお騒がせな石原慎太郎の行動に相次ぐ批判の声

ヒアリング拒否したわけじゃない！豊洲市場を巡るお騒がせな石原慎太郎の行動に相次ぐ批判の声

豊洲新市場で盛り土が行われていなかった問題で、東京都のヒアリング調査に「全面的に協力する」としていた石原慎太郎元知事が、一転してヒアリングを拒否していたことが判明した。石原氏は5日までに都庁側に断りの連絡を入れていた。
石原氏が拒否した背景やその後の対応を詳しくまとめた。

全面協力発言から急転！石原慎太郎が都からのヒアリング調査協力を全面拒否

石原慎太郎元都知事（84）が、築地市場の豊洲移転を巡って予定地に盛り土が施されていなかった問題で、小池都知事が依頼したヒアリング調査への協力を拒否する姿勢を関係者に示していたことが日本経済新聞など各メディアの取材で明らかになった。

　東京都の豊洲市場（江東区）の盛り土問題で、元知事の石原慎太郎氏が都の聞き取り調査への協力を拒否していたことが５日、関係者への取材で分かった。
石原氏、都の聞き取り調査を拒否　豊洲盛り土問題 -日本経済新聞

石原氏は、豊洲市場の建物の下に盛り土がないことが判明した後、報道陣に対して自ら小池知事と会って当時の状況などを説明する意向を表明していた。また、小池知事も石原元知事から豊洲市場の問題について情報提供するという話を受けていて、ヒアリングをする考えを示していた。しかし、今回の石原氏の拒絶によってヒアリング調査の実現は1度白紙の状態に戻されてしまった。

「築地」が豊洲に移転した後の呼称はどうなるのか

「築地」が豊洲に移転した後の呼称はどうなるのか

石原慎太郎が都の調査を拒否した理由は？

一度は報道陣を前に協力的な姿勢を見せていた石原慎太郎元都知事だが、なぜここにきて都からのヒアリング調査を断ったのだろうか。
そこには、小池知事との間でヒアリング調査の実施方法を巡っての食い違いがあったとされている。

　石原氏は盛り土などの土壌汚染対策が進められていた当時、現職の知事だった。盛り土問題が発覚後、都の調査への協力を表明し、都が今月３日に公開の場でのヒアリングを打診していた。関係者によると、石原氏はこの条件に難色を示し、小池百合子知事と単独での面談を求めていたという。
石原慎太郎氏、公開ヒアリングに難色 -産経ニュース

小池知事は、公の場で皆に見守られることを大切にしたいため、公開の場でのヒアリングの実施を望んでいた。一方の石原氏は小池知事と直接二人きりで話し合うことを望んでいたようだ。
石原氏なりの理由があるとはいえ、ヒアリング協力を拒否した影響が今後の豊洲問題へ響かないか不安な声が広がっている。

「無責任男」「老害じゃないの？」ネット上で溢れる石原慎太郎への批判の声が容赦ない

豊洲市場の盛り土問題を受けて、一度は都の調査へ協力の姿勢を示した石原慎太郎元都知事が「小池都知事にはもう会いません。」と一転して調査協力拒否の立場をとった今回のニュースはネット上で大きく波紋を広げていた。
特に目立つのは、石原氏への批判の声だ。











また、石原氏がヒアリング協力の拒否したことで、石原氏が豊洲市場に関して何かしら良くない事実を握っているのではないかという疑惑の声も見られた。



過去にもあった石原慎太郎の豊洲市場を巡る問題行動！責任回避しようとしたことも。

今回、豊洲市場の盛り土問題をめぐって都からのヒアリング（聞き取り）調査を拒否した石原慎太郎氏。
実は過去にも豊洲市場の盛り土を巡る別の言動が大きく報じられたことがあった。
それは、豊洲への築地市場移設の動きは自らが指揮を執ったのではないとする責任回避の言動であった。以前、石原氏は週刊文春から受けた取材で自らの知事時代に豊洲移転の話や交渉は浜渦武生副知事（当時）に任せきりだったと明かした。

石原氏は、小誌の独占直撃に次のように語った。
――なぜ汚染された豊洲の土地を買ったのか。
「何も知らない。あれは福永（正通副知事）から引き継いで浜渦（武生副知事）がやったんでしょ。僕はね、横田（基地）とか、大江戸線とか、尖閣諸島を守ることに必死だったから」
――つまり豊洲は専門ではない？
「まあ、彼は一緒に使命感を持ってやっていたけどね、僕は人から聞いたんだけど、浜渦が胸張って『俺が実質的知事』と言ってた（笑）」
石原氏は、書面でも次のように回答した。
「このような重要な案件を任せたことで、浜渦氏が過剰な権限を行使するに至ったのであれば、強く反省しています」
石原氏　豊洲移転を「副知事に任せていたことを反省」-週刊文春WEB

石原氏はその後、全面的に私の責任と報道陣の前で発表した。しかし、その発表も週刊誌に記事が掲載され、世論の風当たりが強くなってからの行動であった。この石原氏の行動の移り変わりは人々に不信感を与える結果となった。
今回のヒアリング調査に関するニュースでも、最初は「全面協力します。」という姿勢を打ち出していた。しかし結局石原氏は「協力拒否」の立場へ一転してしまった。
これを受けて世論の風当たりも増していくことが予想される中で今後も本当に小池都政からの要望に動じないのであろうか。

石原都知事 “天罰”発言を撤回

石原都知事 “天罰”発言を撤回

石原慎太郎「協力の意思変わりない」　ヒアリング調査拒否後初めての記者取材に応じる。

6日午後になって、事態に動きがあった。
石原慎太郎氏がヒアリンク調査協力を拒否して以降初めてとなる正式なコメントを出したと各メディアが一斉に報じた。
石原氏は「都による聞き取りを拒否したとの報道に戸惑っている」と述べたうえで、都の調査について「協力する意思に変わりはない」とした。
しかし、「齢を重ねて、記憶が正確でないことに加え、このところ体調がすぐれない」として、時間や方法については配慮を改めて求めた。また「書面でご質問いただければ、記憶を整理して、誠意をもってお答えしたい」ともコメントした。

　豊洲新市場で盛り土が行われていなかった問題で、石原慎太郎元知事が東京都の調査について、「協力する意思に変わりはない」とのコメントを出しました。
豊洲盛り土問題調査、石原氏「協力の意思変わりない」 -TBSNewsi

過去には厚化粧呼わばり！石原慎太郎と小池知事の長すぎる対立

ヒアリング調査を巡って意見のすれ違いが起こった石原慎太郎元都知事と小池知事だが、2人の衝突はこのニュースが初めてではなく、以前から何度か対立していたようだ。
直近では、小池知事が当選を果たした今年7月の都知事選のエピソードが挙げられる。
この選挙において石原氏は小池氏の対抗馬であった増田寛也氏を支援していた。石原氏は増田氏の応援のつもりか演説中に何度も小池氏への批判を展開した。その中で熱の入った石原氏は、「大年増の厚化粧」と相手を形容してしまった。この発言が後に中年層以降の女性支持者を中心に猛烈な批判を食らい、選挙結果でも小池氏に敗れてしまった。
このエピソードのように石原氏と小池氏が熱い火花を散らす機会は過去に何度もあったということだ。

東京都知事選（2016年7月31日投開票）をめぐり、「石原親子」が元防衛相の小池百合子氏（64）への攻撃を強めている。東京都の石原慎太郎元知事（83）は小池氏を「大年増の厚化粧」と罵倒し、長男で自民党東京都連会長の石原伸晃経済再生担当相（59）は「小池候補は自民党の人間ではない！」と声を張り上げた。
この発言は、都連が推薦する元総務相の増田寛也氏（64）の決起集会の中で出た。小池陣営の反応は激しく、応援に立った若狭勝衆院議員（59）が「非常に僕は今、悲しい」と選挙カーの上で涙を流し、小池氏は「我々はそういうの慣れてる」と応じた。年配の女性からの反発もあり、石原親子の発言が逆に小池陣営に有利に働く形になっている。
「大年増の厚化粧が...」　石原慎太郎氏の小池氏罵倒、「逆効果」の気配【都知事選2016】 -JCASTニュース

週刊誌の中には、２人の因縁は50年間にも及ぶと報じるものもある。20歳ほど離れた石原慎太郎氏と小池知事だが、今後も２人の間の激しい論争を見る日は出てくるかもしれない。
　東京都の小池百合子知事（64才）が築地市場移転問題で、石原慎太郎元知事（83才）からのヒアリングに乗り出す。都知事選中には「厚化粧」発言で応酬を繰り広げた2人がいよいよ“直接対決”。実はこの2人には、約50年の長きにわたる因縁があった──。
石原慎太郎もタジタジ　50年にわたる小池百合子との因縁 -NEWS　ポストセブン

国内ニュースランキング

国内ランキングをもっと見る
お買いものリンク PR