Twitter社不振の影響？6秒動画「Vine」終了へ 過去の投稿はどうなる!?

Twitter社がサービスの提供を行っている、6秒動画アプリ「Vine」が数ヵ月後に終了することが発表された。

Vineは6秒間の動画を編集・作成し、SNS等にアップロードするとループ再生されるというアプリ。スピード感溢れる独創的な世界を構築できるコンテンツは、ネット世代の若者を中心に人気を集めた。

ツイッター（Twitter）は27日、動画共有アプリ「Vine（バイン）」の提供を終了すると発表した。
ツイッター、動画アプリ「Vine」終了へ 身売り交渉頓挫で構造改編- ＡＦＰ＝時事

Vineついに終了かあ〜
いろんな人に出会えて楽しく過ごせたし知らない世界が広がったのはVineのおかげ。Vineなくなるのは寂しいけど繋がった人たちとは途切れないでいたいなぁという思い。

— ちぴさむ (@chipisamu) 2016年10月28日

「Vine」終了と共に、大規模な人員削減と赤字決済を発表したTwitter社。明言はしていないが、こうした取り組みの一環として「Vine」閉鎖が決定した可能性も否定できない。

身売り交渉が行き詰まりを見せている同社はまた、大規模な人員削減と、さらなる赤字決算を発表。一方で、成長と経営黒字化に向けた展望を示した。
ツイッター、動画アプリ「Vine」終了へ 身売り交渉頓挫で構造改編- ＡＦＰ＝時事

同社は同時に、9％の人員削減を発表した。来年には同社史上初の黒字を達成できる可能性があるとの見解を示している。
ツイッター、動画アプリ「Vine」終了へ 身売り交渉頓挫で構造改編- ＡＦＰ＝時事

重要な指標となる月間利用者数は、3億1300万人だった4～6月期に比べて3億1700万人と、わずかな伸びにとどまった。この程度の成長で、同社が変化の速いソーシャルメディアのペースについていけるのか、懸念が広がっている。
ツイッター、動画アプリ「Vine」終了へ 身売り交渉頓挫で構造改編- ＡＦＰ＝時事

サービス終了で気になるのが、投稿した動画の行方だ。たかが6秒、されど6秒。渾身の力作が消えてしまう悲しさは言いようがないが、閲覧自体は引き続き可能とのこと。ユーザーからは安堵のため息が聞こえてくる。

ツイッターによると、Vineの提供は「今後数か月以内」に終了するが、既に制作された動画についてはサービス終了後も引き続き閲覧が可能になるという。
ツイッター、動画アプリ「Vine」終了へ 身売り交渉頓挫で構造改編- ＡＦＰ＝時事

Vine の終了後も twitpic みたいに閲覧はできるということかな

— 事後登録 (@0x_osyoyu) 2016年10月28日

Vineのおかげでけみおのことも知ったから、無くなっちゃうのはとっても悲しい

でもこれからもずっと閲覧はできるっぽいからまぁあり！！笑

朝からテンション下がっちゃった〜

— ｼｮｳﾍｲ (@applefairies) 2016年10月27日

一戦を風靡した「Vine」からは数多くのスターが誕生した。その筆頭に挙げられるのが「大関れいか」だろう。大関が「Vine」への投稿を始めたのは現役女子高生のとき。

たった6秒の間に繰り広げられる勢いと才能あふれるオモシロ動画に、ネット界隈では激震が走り、瞬く間に人気者になっていった。


Vineは更なる盛り上がりを見せ、「Vine部」という同好会まで結成された。ちなみに大関はここで彼氏の「ほくぴー」と出会っている。まさにVineで人生が変わった大関れいか。Vine終了の発表に対し、Twitter上で感謝を伝えている。

私の人生を、変えた、vine。それだけじゃなくて沢山の出会いをくれて、沢山の笑いや幸せをくれて、何より動画というものを楽しいと思わせてくれた私のかけがえのないアプリ。vine。数ヶ月以内にサービス終了だそう。
ありがとうvine。https://t.co/2c0ePMhMHo

— 大関れいか (@xtxx_mhz) 2016年10月27日