
新元号は「令和」菅義偉官房長官が会見で発表
菅義偉官房長官は1日に会見を行い、新しい元号は「令和」になると発表した。
新元号については、5月1日に皇太子さまの即位と同時に政令を施行し、改元が行われる予定。
新元号「令和」の会見 首相官邸がネットで中継
【お知らせ】新元号は「令和」に決まりました。
— 首相官邸 (@kantei) April 1, 2019
Twitterでの最速投稿
令和
— とーま。 (@toma__toma___) April 1, 2019
れいわ?
— しの@次回未定 (@y_DeNA3121839) April 1, 2019
2016年のツイート
・令和 - エキサイト ウェブ検索明治大正昭和平成令和
— しゃん (@syaaaan_) 2016年7月13日
違和感ないね!
新元号「令和」発表までの経緯
2016年8月8日に、天皇陛下が生前退位を希望する「お気持ち」を表明。2017年6月16日には「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」が公布された。2019年1月1日に改元を行う方向で調整されているとも報じられたが、2017年12月1日に開かれた皇室会議で、天皇陛下の退位を2019年4月30日にすべきだという意見がまとまり、元旦の改元案は事実上無くなった。
新元号の発表時期は、2019年1月4日に安倍晋三首相が行った会見で「4月1日に発表する」と表明。発表の前倒しを行った理由については、国民への影響を抑えることが目的だと述べている。
特許庁は1月30日に商標審査基準を改訂し、元号の商標登録が不可能であることを明文化。平成を含む全ての元号に明確な制限を設けた。
新元号の考案は3月14日に学者らへ委嘱した。政府答弁では日本史の学者らもメンバーに加える方針であると明かしたが、考案者や人数などは非公開にされた。
伝達方法はテレビだけでなく、首相官邸のYouTubeチャンネル、Facebookページ、Instagramアカウントなどを用いた。海外向けには国連や各国の在日大使館にファクスで伝達すると3月29日に朝日新聞が報じている。
3月29日には「元号選定手続き検討会議」が開かれ、4月1日の流れを確認。菅長官が会見を行い、新元号を発表した。
発表当日となる4月1日には「元号に関する懇談会」のメンバー9人が正式に発表され、ノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥氏、直木賞作家の林真理子氏、NHK会長の上田良一氏らが有識者として加わった。
エイプリルフールやシステム改修でトラブル?
新しい元号は4月1日に発表されるため、毎年この時期に行われるエイプリールフールの嘘と混同され、混乱が生まれるのではないかという懸念があった。
マイクロソフトでは、改元に先立って更新プログラムの配信などを告知。経済産業省もシステム改修をテーマに扱った全国規模の説明会を開くなどの対応を行った。
ただ、発表から改元までの1カ月では、一部でシステムの改修が間に合わない可能性があるとの指摘もあった。
盛り上がった「新元号予想」
