自分の顔が切手になる!  オリジナル切手をつくろう
「フレーム切手」(上)と「写真付き切手」(下)<br>写真提供:日本郵政公社
プリクラがブームになったのはだいぶ過去の話だが、自分の顔がシールになる独特の嬉しさはやみつきになる。最近ではお気に入りの写真をシールにしてくれるプリントサービスも人気だが、自分の顔を切手にすることが可能なのをご存知だろうか?

それが、「フレーム切手」と「写真付き切手」。
いずれも郵便局が行っているサービスだ。「写真付き切手」とは、切手の下の部分に自分で用意した写真を印刷してくれるサービス。上部についている切手も通常のデザインとは違ったオシャレなもの。実はこちらのサービスは意外と古く、2003年4月から行っている。

そして、今年の9月に、新たなオリジナル切手サービスとして登場したのが、「フレーム切手」。フレーム状の切手の内側に、自分で用意した写真を印刷してくれるもの。
切手部分と写真部分がわかれている「写真付き切手」に比べると、より「自分の写真が切手になった!」と思わせてくれそうな商品だ。

気になる料金だが、思いのほかお手頃。80円切手10枚で「写真付き切手」が1,000円、「フレーム切手」は1200円。「写真付き切手」は他に50円、90円切手を選べる。また、「写真付き切手」では切手のデザインを、「フレーム切手」ではフレームのデザインを、それぞれ数種類から選ぶことができ、まさに自分好みの切手に仕上げることが可能だ。ちなみに、選べる写真は1シートにつき1枚。


ところで、みんなどのような写真で切手を作っているのだろうか? 郵便局の担当者に聞いてみると、
「お子様やペットの写真などが多いですね。ほかにもご自分で描かれた趣味の絵を切手にする方もいらっしゃいます」
ほかにも、引越しや結婚などのお知らせハガキに新居や結婚式の写真を使うなど、シーンに応じた使い方ができそうだ。

申し込みは郵便局の窓口へ。約3週間後に自宅に届けられる仕組み(送料別)。来年の年賀状には今年の一大イベントの写真を使った切手を貼ってみるのもおもしろいかも。
(古屋江美子)