アルミホイルの表はどっち?
アルミ箔アートも登場。『月にコスモス』(佐藤光郎作)/画像提供:アルミニウム箔懇話会
どこの家庭にもあるアルミホイル。毎日何気なく使っているけれど調べてみると意外な発見があるものである。


アルミ箔メーカー6社が運営しているアルミニウム箔懇話会のホームページによると、アルミニウムを厚さ0.2mm〜0.006mmまで圧延で薄く伸ばしたものをアルミ箔=アルミホイルと言うそうだ。

こうしたアルミ箔の基礎知識の他、このサイトにはさまざまなアルミ箔に関するコンテンツがある。

「料理は楽しいけど、後片付けが結構大変なのよね」と妻が漏らした言葉をヒントにコンビニでもおなじみ「アルミ箔容器入り鍋焼きうどん」を開発した社長さんの話や、アルミホイルで煮るインスタントラーメンの作り方、アルミホイルで刺身をおいしくする方法、アルミ箔を取り入れたアーティストなど、アルミ箔の奥の深さを感じさせてくれる情報が満載。

ところで、アルミホイルはピカピカの面とつやのないマットの面があるがどちらが表なのだろうか。アルミホイルは、厚いアルミ箔を二枚重ねにしてローラーとローラーで挟んで伸ばし、薄く仕上げる(圧延)ことによって製造される。その工程上でローラーに当たっていた面は摩擦でピカピカ(ブライト面)となり、アルミとアルミが重なっていた面はつやの無い(マット面)状態となる。だが、ツヤがあろうがマットであろうが材質も機能も全く変わりなしとのこと。正解は表も裏もなし。

う〜ん何とも奥の深いアルミ箔の世界。あなたも是非のぞいてみては?(こや)
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