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秋の空のように変わりやすいのは「男心」だった

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男心だったのか……!(画像提供:今日も天気がいい

11月7日は立冬。暦の上ではもう冬。猛暑・酷暑と騒いでいたのがウソのよう。秋の青空にキッと身の引き締まる澄んだ大気の中、紅葉で彩られた山道の散策を楽しみにしているのは私だけではないはず。秋は行楽の季節だ。

しかし、「女心と秋の空」と言われるように、この頃の天気は変わりやすい。
せっかくの予定も雨になって中止……。しかも平日は天気が良いのに、いつも週末だけが「雨」だった、なんてこと経験したことはないだろうか?あるだろう。これはこの時期、晴天ゾーンの「高気圧」と悪天ゾーンの「低気圧」が順番にそれぞれ3〜4日かけて日本上を通過していくからである。この周期にうまくはまって毎週末が「雨」となったのでる。まったくご丁寧なことである。人間にとっては有難迷惑?

さて、「女心と秋の空」という言葉、日本の変わり易い秋の天気を女心に例えた、実に巧妙なことわざだと思う。ところ変わってイギリスでは「Awoman‘s mind and winter wind change often(女心と冬の風)」なる言葉があるそうだ。これも同じく変わり易いことの例え。イギリスの冬の風は強くなったり、弱くなったり変わり易いのだ。やっぱり海を渡っても女心は変わり易いものらしい。

興味がふつふつと沸いてきた私は、とある辞書を開いた。ん?『元来は「男心と秋の空」』とある。では次に、こちらを引き直してみる。「飽きやすく変わりやすいことのたとえ」とあった。もともと変わり易いのは「男心」だったとは!!

実は、広辞苑には、「女心と秋の空」は前版の第4版には掲載もなかったらしい。第5版(1998年11月刊行)から掲載されている。びっくりである。「女心……」の方は現代の新語だということか。さらに辞書によると、「女心」に変わったのは、『英語のことわざの影響による』とある。前述したイギリスのことわざのことだろう。日本式に考えると変わり易いのはもともと男心で、西洋文化の影響を受けて女心の方が変わり易く(いや、変わり易いと言われるように)なった、というのは実に面白い。

それにしても、まじめ顔のアナウンサーが、「男心と秋の空のたとえのとおり、今日の天気は……」なんて話しているのを想像して、やっぱりしっくりしないよなぁ〜と考えるのは、男だからであろうか。女性から見た場合、「そうだ。そうだ。」と頭を縦に振るのが多いのか少ないのか。

なんて考えながら、一息椅子の上で伸びをして視線を上げると、棚に並ぶマイブームの遍歴が目に入って思わず赤面。ここだけは、妙に納得した私である。(でんでん)

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2004年11月12日 00時00分

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