
ところで、そんな家族の団欒を乱しそうな、穏やかでないトランプがあるのでご紹介したい。
「2000年に『渡鬼グッズ』商品展開を開始しました。開発当時、出演者の方12人のキャラクターがイメージされておりましたので、全キャラクターを使ってうまく商品化できるものと言うことで、TBSと協議の上でこのトランプが開発されたんです」
クイーンが橋田先生、泉ピン子は絵札でなく、単なる「7」。このあたりも、本人から「クイーンは私よ!」「私はラッキーセブンじゃなきゃイヤ!」などの要望があったのだろうか? と聞くと、
「キャラクターの配置につきましては、タレントさんに配慮しつつ、TBSサイドと協議の上、決定されています」とのこと。
ところで、なぜか妙にファンシーなイラストのため、誰が誰だかさっぱりわからないが……。
「キャラクターイラストについては、商品開発と同時につくられたもので、現在はこのキャラクターを利用して60アイテムほどの商品が販売されております。2000年当時このキャラクターイラストの開発が、やはり一番苦労したのではないかと思います。出演者の方々にも、このトランプはご好評をいただいておりますよ」
どうせなら実写にしてほしかった。激しい「戦争」や「大貧民」、「ダウト」などのドロドロゲーム、はたまたシンプルに「ババ抜き」など、さぞ白熱したろうに……。