書店でもらえる「ブラジャケ」って何だ?!
ブラジャケの専用ラックによる掲出例と過去の実例。
文庫本のブックカバー、あなたはする派? しない派? もらう派? 買う派?
いろいろな人がいると思うけれど、書店のオリジナルブックカバー以外に、すてきなブックカバーが無料でもらえたら嬉しいはず。

さて、そんな要望に答えるべく昨年登場したのが、書店で自由に持ち帰り可能なブックカバー、ブランドジャケットこと「ブラジャケ」。


ブラジャケとは、様々なブランドのイメージに合わせたデザインで広告として作られたブックカバーのこと。書店に設置された専用ラックから好きなものを選んで持ち帰ることができる。もちろん、本を買わなくても持ち帰りOK。そしてもらって使えば、自分が歩く広告塔になるというわけ。

これまでに作られたブラジャケは、トイズファクトリーによるMr.Childrenのアルバムや、ハーゲンダッツ、アディダスジャパン、雑誌“anan”、新日本プロレス、劇団四季、などなど様々。広告とはいっても、デザインがオシャレなうえ、しおりが一体化していて機能性も抜群。
しかも紙のクオリティも高く、リバーシブルで使用できる!という優れもの。もらって嬉しい、使われて嬉しい、利用客、企業、また書店にとっても、便利でハッピーなビジネスだ。

ブラジャケの設置書店は現在のところ、銀座、新宿、渋谷、池袋など都内と、神奈川、千葉、埼玉といった首都圏にある主要書店を中心に約100店鋪。全国にもっと広がったらいいのに!という思いから、ブラジャケを企画、運営している株式会社セットアップ、ブラジャケ事業部の濱口さんに今後の予定について聞いてみた。

すると、「すでに関西で設置されている5店舗に加え、まずは関西圏を充実させたいですね。また、文庫本は交通との相性がいいため、交通広告との連動も考えています」とのこと。
なるほど、それは今後も楽しみ。

ちなみに、部数は1種類につき5万枚が基本で、1回の掲出で2週間、または4週間おいてあるとのこと。ただし、2、3日でラックからなくなってしまうこともあるらしい。ブラジャケは期間限定のため、とにかく早いもの勝ちだからだ。私が見つけたブラジャケのラックも、すでにあと1枚を残すのみだったので、はやくもその人気ぶりを実感。

ブラジャケの公式HPに設置書店のリストがあるので、さっそくチェックしてお気に入りを即ゲットしてみよう!!(田辺香)