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がんばれ!超ローカル線が考えた「電車かまぼこ」

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1本500円、5本入りは1箱2000円

島根県東部の宍道湖北岸を走るレトロな私鉄「一畑電車」が頑張っている。

この電車は大正3年に現在の出雲市と平田市の間で開業。松江しんじ湖温泉駅−電鉄出雲市駅間(川跡駅で電鉄出雲市駅行きと出雲大社駅前行きに分かれる)の約33.9キロを走っている。

かつては市民の足として活躍していたが、自家用車の普及に伴い利用者が減少、ここ数年存続の危機が叫ばれている電車である。利用者は年間約140万人以上と言われ、乗客が減ったといえども利用者にとっては貴重な移動手段。地元ではこのままではいけない、「なんとか一畑電車を盛り上げよう!」と頑張っている。

そんな中、昨年夏に誕生したのが一畑電車をかたどった「電車かまぼこ」である。なぜ“かまぼこ”か、というと日本海に面した平田市はかまぼこの名産地だからである。「電車かまぼこ」は高さ3.2cm、幅3.6cm、長さ19.8cmの長細い電車の車体の形状と同じで焼きごてで窓やドアの形状描かれている。一畑電車の外観を模した箱のパッケージは電車のプラモデルが入っているかのようで何ともキッチュ。

発売当初はかまぼこはこの長いタイプ(300g)のものだけだったが最近では食べやすさを考慮して半分の大きさのものを2つ入り(150g×2)も登場。かまぼこの原料はスケソウタラとトビウオ。かまぼこを製造しているのは平田市内の「かまぼこの千登世」、「持田蒲鉾店」、「本増屋」の3社となっている。

風味の方は各社の味を生かしているためそれぞれ微妙に歯ごたえ、甘味などが違っていて3社3様の味が楽しめる。「電車かまぼこ」は各かまぼこ店の他に出雲空港、平田市の特産品を扱う「思い出横丁ぶらり」で購入できるので、出雲にお立ち寄りの際には是非お試しあれ。

ちなみにかまぼこのモデルとなった「デハニ50型」は昭和3年から4年にかけて製造された電車で60年以上も出雲の地を走り続けてきた日本最古の電車でもある。老朽化もあって残っているのはわずか2両だけで現在は団体観光客専用のお座敷列車(定員36人)に改造され、貸し切り時だけに運行している。

2月12日には午前10時、松江しんじ湖温泉発の「デハニ50型」の特別運行がある(乗車予約は終了)とのことなので興味のある方は平田へGO!(こや)

2005年2月2日 00時00分

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