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英語の「Futon」は布団じゃなかった!

「Futon」ベッドとして(Photo=Adonis Furniture Futon)

学生時代、旅行先のロンドンで「Futon」屋の前を通った時、あまりの「布団」違いに気が抜けてしまい、欧米人の日本に対するファンタジーを目の当たりにしたのを覚えている。そしてここ米国でも「Futon」は大活躍していて、既に日本語としての布団というより、英語としての「Futon」が浸透している。

女友達と夜遊びに出て、酔っぱらいながら帰るのが面倒になった時「Futonがあるから泊まっていきなよ」とか「今度引っ越すんだけど良いFuton知らない?」などと「Futon」という言葉が通常会話に出るが、日本の布団とは訳が違う。

こちらの「Futon」はソファーベッドと言われている物で、普段はソファーとして使え、夜になればベッドとしても使用できるという、一つで二つの役割をこなす物だ。

折りたたみ式なので、スタジオ(ワンルームマンション・タイプ)住まいの学生や、若いカップルに大人気なのだが、どうしてこれが「Futon」と呼ばれるようになったかと言うと、勿論日本語の布団からきていて、「コットンマットレス」だからなんだそうだ。

でも、日本の布団ほど寝心地は良くありません。フレームと呼ばれるベッド枠と下の部分が背中に当たったり、ソファとして座っているとお尻も痛くなってくる。このことを友人に漏らしたら「安いの買ったんじゃない?」と言われてしまった。ちょっと値のはる「Futon」なら、詰め物がしっかりしているので痛くなることはないという。

このコットンマットレスのみを床に敷いた方が布団っぽいのに、欧米人は床上に高さがないと寝た気がしないようだ。ま、ソファーベッドということなので、寝ることだけに焦点を絞った物ではないということも言えるが、日本の部屋にこの「Futon」があれば、ちょっとは広く部屋を使えるかもしれない。

辞書で「Futon」を検索するとちゃんと出てくるが、日本の布団のことは一切説明されていない。ということは、既に「Futon」は英語になっているようだ。(シカゴ/あらた)

2005年3月31日 00時00分

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