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ふつうの家の1Fにある、大阪万博ミュージアム

(上)表がこんな感じ(中)白井さんです(下)ずらりと並ぶコレクション

大阪府池田市に、趣味が高じてなんと自宅の1室を大阪万博の私設ミュージアムにしてしまった人がいる…というので先日、会いにいってきました。池田市といえば閑静な住宅街。本当にこんなところにミュージアムが?と半心半疑で歩いていると、突如バ〜ンと現れた「ウルクアイ」の文字。なんと、大阪万博のウルグアイ館の1部を自宅にとりつけてあったのだ!

驚きつつ「ごめんくださ〜い」とチャイムを押すと、現れたのは館長の白井さん。実は万博コレクターということでかなりマニアックな人を想像していたのだが、白井さんはとっても明るく感じのいい紳士でホッとひと安心。さっそく「ウルクアイ」のことを聞いてみると、もとは万博好きのラーメン屋さんが店舗の1部に再利用していたのを、1年かけてそのラーメン屋さんに通いつめて譲りうけたらしい(グの゛(濁点)はそのラーメン屋さんが消してしまったのだそうで…)。

玄関横からすでに大阪万博で実際に使われていたベンチや看板、駅の表示など「なぜ、これがここに!?」と言葉を失ってしまうようなアイテムが多数。部屋に入ると棚には各種ノベルティやピンバッヂ、太陽の塔などのグッズがギッシリと並び、なんと各パビリオンのコンパニオンさんの制服まで!6畳ほどのひと部屋がまさに万博小宇宙と化していた。いや〜もう、ビックリしましたよ。なんというかホント、この部屋だけまだ万博開催中! みたいなんですよ。

白井さんはなんと開催の3年前から万博会場に自転車で通い続け、開催後は会場内のレストランで働くなどして万博を隅々まで体験したという筋金入り。終了後もグッズや解体されたパビリオンの廃材などを蒐集し続け、38年間ものあいだ万博人生を歩んできたのだそうだ。

02年頃から集めたコレクションをweb上で公開していたところ、現物を見せてほしいという人がかなりいたため1年半ほど前から自宅の1室をミュージアムとして無料で開放。ふだんは普通のサラリーマンなので土日のみ予約制で公開していたそうだが、最近愛・地球博がらみで取材やTV出演などが急増。かねてから勤め先に提出していた辞表がやっとのことで受理され、晴れて来月から万博を生業とすることになったのだそうだ。最近はデパートやホテルなどで開催される企画展への協力依頼などもふえており、今後は企画段階から参加するなど本腰を入れて万博プロデュース業を開始するとのこと。

さらに、やはり自宅ではお客さんもなかなか来にくいだろうということで、年内には日本初?の大阪万博をテーマにしたEXPOカフェというのを開店する計画もあるという(!)。コレクションを常設で楽しんでもらうことはもちろん、70年代の雰囲気を気軽に楽しんでもらえるような空間づくりをめざすとのこと。現在いっしょにやってみたい人、場所の提供や様々なノウハウを共有できる人を求めているとのことなので、興味のある人はwebから直接メールでぜひコンタクトしてみてください!

それにしてもお話を伺っていると、小さなバッジのひとつひとつやチケット1枚にも様々な思い出やエピソードがあり、子供の頃の感動を大人になってもず〜っと忘れずにいて、それがこういうカタチで花開くってステキなことだよなぁ…となんだか感動してしまいました。EXPOカフェがぶじオープンしたら、私も初日にぜひ駆け付けたい所存です。大阪万博よ、永遠に!(野崎泉)

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2005年6月6日 00時00分

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