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ドリンクの自販機はいつホットからコールドになるのか

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真夏に間違えて買った熱い飲み物と、真冬に間違えて買った冷たい飲み物、ショックがデカイのはどっちですか? 私は後者です。

以前、別のライターさんの記事で「冷やし中華前線」を知り、なるほどなぁと感心したのだが、ちょっと便乗ネタを。そういえば「自販機のホット→コールドの切り替え」はどういう基準になってるのだろうか。

切り替え時期はメーカーが決めるのか、設置場所ごとか、「6月1日衣替え」みたいに決まった日か、あるいは温度基準があるのか。
 
まず業界最大手の日本コカ・コーラ・広報担当者に聞いてみた。
「基本的にはロケーション先によりますね。たとえば、お年寄りの多い場所や市場などでは一年中ホットにしたり、逆に、インドアの遊技場などでは、複数台ある自販機のうち1台を一年中コールドにしているところもあります。切り替え時期は、VM(ベンダーマシン)企画が中心になって『そろそろどうですか?』と注意を促すんですが、ホットからコールドへの移行は、一般的には、人がたくさん出るGW時期を境とすることが多いですね」
 
サントリーも基本的にはロケーション先による、という回答だが、一般の温度基準を教えてくれた。
「業界では、平均気温が15度以上になると、ホット→コールドへの切り替えをはじめます。東京でいうと、4月頃です」(広報担当者)。
 
逆に、コールド→ホットへの以降は、平均気温15度以下が目安で、これは東京でいうと10月頃だとか。
 
ただし、初夏でも肌寒い日があったり、逆に秋でも暑い日はあるため、一度に全て切り替えをするのではなく、気温の変化に徐々に対応し、例えば10ホット→5ホットへなど、段階的に実施しているそうだ。また、全体的な切り替えは温度を目安にしているが、「スポーツクラブなどでは、『DAKARA』のコラムを多めにし、さらに年間を通じてコールドで販売するなど、ロケーションに応じて、販売する製品の品揃えやホット⇔コールドの設定をこまかく変えています」と言う。

一方、社員が直接顧客を訪問する販売体制の伊藤園では、2社とは異なり、「自販機1台1台をお客様ととらえるのが基本」だそうで、「営業員がまわって補充・管理するうえで、ここではホットが売れる、ここではコールドが売れるといったニーズに応じて切り替えを決めています」と言う。

一般には南から徐々に温度変化に応じてかわっていくドリンクのホット→コールド前線。だが、各社、売り上げを伸ばすために、切り替えは固定的ではなく、ニーズにあわせた臨機応変な対応をしているようだ。(田幸和歌子)

2005年6月3日 00時00分

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