大阪市北区に「ドッグアミューズメント迎賓館」という愛犬家のための施設がある。犬の病院や美容サロン、ホテルやカフェ、犬用グッズ店などが一体となったところだが、なんとここには犬の結婚サービスまでがあるという。
すると昨年の夏に結婚式を挙げたプードルのトリトンくん&ベルちゃん夫妻の挙式&披露宴の模様をおさめたDVDがあるということだったので、さっそく見せていただくことに。
施設の屋上につくられたバージンロードは生花で美しく飾られ、まずはそれぞれの飼い主と一緒にウェディングドレス&タキシード姿の2匹がムーンリバーの生演奏と共にいざ入場! 2匹の生年月日や性格、エピソードなどが紹介され、続いて指輪の交換ならぬ首輪(チョーカー)の交換へ。誓いのキスなどはさすがになかったものの、結婚証明書までキチンと発行されるというのにはビックリ! 2匹それぞれの名前が書かれた用紙に、飼い主が犬を抱きかかえサインならぬ肉球で足型を押すという趣向となっておりました。
続いて、場面は2階レストランの披露宴会場へ。定番であるケーキ入刀は、犬用のケーキを2匹一緒に食べていただく、という演出に。
施設の担当者さんの話によると、この「ワンちゃん結婚式」は昨年の7月から開始したサービスとのこと。今のところ、問い合わせやマスコミに取り上げられたりといった機会は多々あるものの、まだまだ実際に利用する飼い主は少ないらしい。施設側としては「お嫁さん・お婿さん募集」のお見合い掲示板スペースを設けたり、「ねるとんパーティ」ならぬ同じ犬種の飼い主が集まる「オフ会」をサポートするなど、今後も犬とその飼い主の自然な出会いと交流に力を入れていくそうだ。
ちなみに挙式にかかる費用は20万円からということだが、参列者の人数分の食事やフルートの生演奏などモロモロを含めるとかなりリーズナブルな値段設定になっているという。
犬をペットではなく家族の一員、と考えるならそのパートナーや子供も見たい…と思うのは自然な心理? 交流会などでベストなお相手が見つかり、飼い主同士で盛り上がれば確かに今後利用者はもっと増えるかも。「生類憐みの令」の徳川綱吉もビックリのこのサービス、あなたはどう受け止めますか?(野崎泉)
ちょうど6月でジューンブライドのシーズンだし、かわいいワンちゃんの晴れ姿が見れるかも?と思い取材を申し込んでみました。
すると昨年の夏に結婚式を挙げたプードルのトリトンくん&ベルちゃん夫妻の挙式&披露宴の模様をおさめたDVDがあるということだったので、さっそく見せていただくことに。
施設の屋上につくられたバージンロードは生花で美しく飾られ、まずはそれぞれの飼い主と一緒にウェディングドレス&タキシード姿の2匹がムーンリバーの生演奏と共にいざ入場! 2匹の生年月日や性格、エピソードなどが紹介され、続いて指輪の交換ならぬ首輪(チョーカー)の交換へ。誓いのキスなどはさすがになかったものの、結婚証明書までキチンと発行されるというのにはビックリ! 2匹それぞれの名前が書かれた用紙に、飼い主が犬を抱きかかえサインならぬ肉球で足型を押すという趣向となっておりました。
続いて、場面は2階レストランの披露宴会場へ。定番であるケーキ入刀は、犬用のケーキを2匹一緒に食べていただく、という演出に。
ここでは参列者たちも食事&歓談しながらのリラックスムードで、犬を介しての交流の場、といった和やかな雰囲気だ。また、参列者たち(もちろん犬連れ)が通常の結婚式と同様に皆さんドレスアップしており、同伴の犬たちも新郎新婦に負けじと? フリルのいっぱいついた犬用の服でおしゃれに装っていたのが印象的でした。
施設の担当者さんの話によると、この「ワンちゃん結婚式」は昨年の7月から開始したサービスとのこと。今のところ、問い合わせやマスコミに取り上げられたりといった機会は多々あるものの、まだまだ実際に利用する飼い主は少ないらしい。施設側としては「お嫁さん・お婿さん募集」のお見合い掲示板スペースを設けたり、「ねるとんパーティ」ならぬ同じ犬種の飼い主が集まる「オフ会」をサポートするなど、今後も犬とその飼い主の自然な出会いと交流に力を入れていくそうだ。
ちなみに挙式にかかる費用は20万円からということだが、参列者の人数分の食事やフルートの生演奏などモロモロを含めるとかなりリーズナブルな値段設定になっているという。
人間同様、衣装をレンタルにするか、オーダーメイドにするか等のオプションでコストもかなり変わってくるとのことで…。
犬をペットではなく家族の一員、と考えるならそのパートナーや子供も見たい…と思うのは自然な心理? 交流会などでベストなお相手が見つかり、飼い主同士で盛り上がれば確かに今後利用者はもっと増えるかも。「生類憐みの令」の徳川綱吉もビックリのこのサービス、あなたはどう受け止めますか?(野崎泉)