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飛行機の中はなぜ低気圧なのか

国際線ビジネスクラスの機内食。一度食べてみたい。

夏本番。夏休みに海外へ出掛ける人はおよそ250万人だとか。日本人の50人にひとりが出掛けるってこと。セントレア空港もできたことだし、どっかへ遊びに行きたい。

中国や韓国なら船で、って手もあるけど、海外旅行、普通は飛行機を使う。ところで、ご存知のとおり、飛行機の中は気圧が低い。筆者の測定によると、800〜850hPa(ヘクトパスカル)くらい。天気予報でおなじみのとおり、地上はだいたい1000hPaだ。どうして地上と同じにしないんだろう? 気圧が低いとお酒が回りやすいって言うから、お客を早く酔わせて寝かせてしまおう……なんてことはないだろうけど、ジャンボ旅客機の現役機長さんで、気象予報士でもあるSunshine-Pさんに、お話を伺ってみた。

「法令の定めにより、機内の圧力はおよそ750hPa以上にせねばなりません。旅客機は天候次第では13,000メートル以上の高度を飛びますが、外の気圧は160hPaしかありません。地上の六分の一です。機内の圧力の方がずっと高いので、機体の内側には大きな力がかかっています。例えば、縦40cm横20cmの窓一枚に、約500kgの力がかかっています」

窓一枚に500kgとは! なんだか窓から外をのぞくのが怖くなりそう。もし、機内の圧力を地上と同じにまで高めると、窓一枚にかかる力は約700kgになってしまう。機体をもっと丈夫にしなきゃならないので、飛行機が重くなる。すると燃料はたくさん食うわ、航空運賃は上がるわで、いいことがないらしい。「お客様に気圧の変化に少しだけご協力いただいて、安い航空運賃を維持しているのです」通常は2,000mクラスの山に登っているのと、同じくらいの気圧になっているそうだ。

Sunshine-Pさんによると、気圧の変化の体への影響は、離陸時よりも着陸時の方が大きいそうだ。飴をなめたり、鼻を押さえたりして、耳抜きをうまくするのがコツ。特に風邪をひいている時は、耳抜きがうまくいかず航空性中耳炎になることもあるそうで、要注意。

さて、どこかのTVコマーシャルではないけど、飛行機の中って結構、乾燥する。そこで最近の国際線の新しい飛行機には、加湿器が付くようになったとか。有害なオゾンを除去する装置もある。飛行機も日々進歩しているんですね。(R&S)
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2005年8月3日 00時00分

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