
チロルチョコには、10円サイズと、コンビニなどで売られている、ひとまわり大きな20円サイズがあるのだが、10サイズが詰め合わせになったアソートシリーズは、いろいろな味が楽しめるので特にお気に入り。このアソートシリーズの中にしか入らない、レアものもあるので要チェックだ。
で、なんとなくチロルチョコについて調べていたら、意外な事実を発見! なんと、発売が開始された1962年当時は、一粒ではなく、「3つ山」チロルだったのだ! ちょうど、いまの一粒を3つに並べてつなげたようなカタチ。
現在、この復刻版が、関西より西の地方ではわりと普通に売られているそうなのだが、東京では扱いが比較的少なく、コンビニの新鮮組、また千葉中心のAVINというドラッグストアなどで扱いがあるとか。見かけたことがなかったのは、そのためか。しかも、チロルチョコは一粒だと思いこんでいるから、もしかしたら「3つ山」チロルの復刻版がチロルチョコだってことに気づいてなかったのかもしれない。でもさすが、チロルに歴史あり。
それにしてもチロルチョコは、昔から変わらぬ美味しさもありつつ、新しい味も年々増えているので、楽しみもあり。新商品の「シナモンオレ」も、カフェオレにシナモンがふわっと漂ってきて美味だし、「コーヒーフロート」は、包み紙に描かれた動物のモチーフがすごく可愛くて、思わずジャケ買いしてしまったし……。
これまでに約80種類も発売されてきたチロルチョコ。一体どの味が人気なのだろう? さっそく製造、販売元のチロルチョコ株式会社に聞いてみた。
すると、最近人気のチロルは、2003年に初登場した冬期限定の「きなこもち」だという。