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意外と知らない静電気の注意事項

「注意 着ている衣類には、必ず自分でスプレーする。」ヘアスプレーなんかには見られない表記です。

ドアを開けるたび、衣類を脱ぐたび、静電気の恐怖に襲われるこの季節。
静電気防止のために、おなじみの静電気防止スプレー、「エレガード」を購入したところ、こんな恐ろしい注意書きに目がとまった。
「着ている衣類には、必ず自分でスプレーする。他の人がスプレーすると、まれに静電気火花が発生して衣類を焦がすことがある」

ものすごくさらっと書かれてるけど、これって、「混ぜるな危険」級、もしくはそれ以上の危険なことでは? なのに、世間的にはたぶんあまり知られていない。
そもそもなぜこんな恐ろしいことが起こるのか? エレガードの発売元・ライオンに聞いた。

「他人がスプレーしようとした場合、スプレーされる人(帯電している人)と、スプレーする人(帯電していない人)の間で『電位差』が生じます。その状態で金属製のスプレー缶を近づけると、帯電している人から、していない人に向けて、放電が起こるんですよ」
これは、ごく稀なケースというが、放電するとどんなことに?
「放電のタイミングとスプレーのタイミングが一致した場合、放電の火花、雷のようなものが噴射ガスに着火してしまうことがあります」
火花!? 雷!? ギョッとする事態だが、それにしても、こんな重要なことがなぜサラリと普通に書かれてるんでしょう?
「現在の商品では着火しないよう内容液に工夫し、事故が起こらないような設計にしていますが、万が一事故が起こったときの重要性を考慮し、表示は変えずにいるんです」
ちなみに、自分でスプレーする場合は、当然電位差が生じないため、このようなことは起こらないそうだ。

ついでに、静電気が起こりやすい物質を教えてもらったところ、「水分を保持していないものが要注意」だとか。
「代表例は、ポリエステル、アクリル、ナイロン等の合成繊維やプラスチック製品。ただし、ウールや絹も乾燥時には表面の水分が減少しているので、静電気が起きやすくなります。また、綿はたっぷり水分を保持していますが、乾燥機などで水分を乾かしきってしまうと静電気を起こしやすくなるんです」

実は、静電気を起こしやすいものには「繊維の組み合わせ」もある。下の並び順で、+側寄りのものと−側寄りのものの組み合わせは、起きやすい例。
(+)←ナイロン・ウール・綿・絹・アクリル・ポリエステル→(−)
たとえば、ウールとポリエステルの組み合わせなどは最悪なのだとか。
でも、こういう組み合わせの衣類、多いような気が……。
静電気持ちの人は、組み合わせも一度見直してみると、ましになるかもしれません。
(田幸和歌子)

2005年12月27日 00時00分

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