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『夏子の酒』登場の名酒でつくるうどん

「酒蔵うどん」は700円。濃いめのだしにつけて食べる冷やしもあります。諏訪酒造の趣ある構え。実は尾瀬あきら最新作『蔵人 クロード』でもここ、登場してたりします。

先日お届けした、うまい酒ができた目印「杉玉」が、いたるところの軒先につるされている街、鳥取県智頭町。
そんなこの街にある酒造会社が、「諏訪泉」の銘で知られる「諏訪酒造」。「鵬(おおとり)」という大吟醸酒が有名なのだが、実はここ、マンガ『夏子の酒』のモデルでもある。作品中にも「あの名作『鵬』を生んだ諏訪泉が……」というセリフとともに出てきたりもする。

「ここの水は、硬度2の超軟水。なので、どちらかというと、女がたの酒です」
と、諏訪酒造の寺坂明専務が言う。試飲すると、確かに口当たりが柔らかくてのみやすい。
販売所「梶屋」では、『夏子の酒』作者、尾瀬あきらの常設ギャラリーもある。
何種類ものお酒が並ぶなかには、『てなもんや三度笠』でおなじみ白木みのるが、「自分用の日本酒を作って欲しい」とお願いしたことから出来た、純米吟醸酒「美濃留(みのる)」という銘柄もあったりする。

そんな大吟醸「鵬」の酒粕を使った、うどんがある。
併設されている食事処「梶屋茶屋」で食べられる「酒蔵うどん」。湯気の中に、酒粕の匂いがただよっている。
少し茶色がかった見た目と、ニンジン、大根、こんにゃく、鶏肉といった具の顔ぶれなどからも、なんとなく味噌仕立てのけんちんうどんのよう。

ずず〜っと、麺をすする。うまい。
「なんとなく味噌仕立て」といったが、味噌は一切使われていない。お店の女性に聞いてみると、おだしは、「和風だしに酒粕を入れたもの」だそう。
「鵬の大吟醸の酒粕じゃないと、この味が出ないんですよ」

なんとなくほっこりする、このうどん。あっさりした味わいなので、酒粕の、「あのにおいがちょっと苦手……」な人でもイケると思います。(太田サトル)
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2006年3月25日 00時00分

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