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ベトナムのおばちゃんのファッション事情に迫る

2006年8月20日 00時00分

上下の写真のおばちゃん4人が着ているのはすべてアオババ

先日ベトナム、ホーチミンに旅行したとき、女性の服装があまりに様々なことにビックリした。

ベトナムの民族衣装といえば、アオザイが有名。世界一美しい衣装ともいわれるアオザイだが、街ゆく人々がみんなアオザイを着ている――なんてことはない。街で見かけるアオザイ姿の女性は大抵ショップの店員さん。学生を除く一般の人々は、結婚式など特別なときに着るくらいらしい。

そのかわりに地元のおばちゃんたちが着ているのが、薄い生地でできた揃いの上下。若い女性はジーンズやTシャツなど洋装の人も多いが、おばちゃんはほぼコレ。一見するとまるでパジャマ……というか本当にパジャマなの?!

ということで、真相を確かめるべく、以前ダーカウについて教えてもらったベトナムスケッチ編集部に再び問い合わせてみると、
「それは、ベトナムでは『アオババ(Ao Ba Ba)』と呼ばれるものですね」
おお、ちゃんと名前があったのか。それにしても、なんだかスゴイ名前……。

「アオババの『アオ』は上着、ババの『バ(ー)』とは数字の3という意味です」
ババとは「バー」を繰り返していっている言葉なのだそう。ちなみにアオザイの「ザイ」は長いという意味。また、現地ではアオババーとのばして発音したほうが通じる可能性が高いのだとか。
「3の意味は、アオババの上着が、後ろは布1枚、前は真ん中で合わせるため布2枚、合計3枚の布を合わせて作られているためだといわれています」
なるほど、ちゃんと意味があるのだ。

一応パジャマとは区別されているらしく、
「メコンデルタなどの地方で普段着として着られているもので、パジャマのように見えるのですが、寝るときは着替えるそうです。都市部では、若い子が着ることはありませんが、地方では健在ですよ」
とのこと。おばちゃんたちに関しては都市部でもバリバリ健在だ。

「上着のつくりは、アオザイのように脇に深めのスリットが入っており、丈はアオザイよりかなり短いのが特徴です。
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