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関西名物?「炭水化物×炭水化物定食」とは

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これはお持ち帰り用定食、600円。お好み焼きに焼きそば、ご飯にサラダにお味噌汁付きの、ボリューム。ソース狂なら大喜び間違いなしだが、総カロリーは1000カロリー近くというおまけ付き。

大阪名物は数あれど、他県の人に「げっ」と思われる名物品も多い。中でも「お好み焼き定食」はその筆頭ではないだろうか。

「お好み焼き定食」とは、お好み焼きにご飯・お味噌汁・付け合わせの一品&お漬け物などがセットになったもの。
「炭水化物×炭水化物」という、エネルギー重視の一品だが、これが大阪のお好み焼き店には、ごく普通の顔をして並んでいるのだ。
ちなみに、大阪府下に存在するお好み焼き店は2000件以上。
歩けば当たると言うほどでもないが、結構な競争率だ。その中でお好み焼き定食を出すお店はどれくらいあるのだろうか。

全国にその名を知られる大手お好み焼き店に問い合わせてみると、大手にも定食は存在した。だいたい800円前後でご飯と漬け物とお味噌汁付き、がスタンダード。
しかし残念な事に、そのほとんどがランチタイムのみの実施である。夜だと平均+350円ほど払って別に注文しなくてはならない。

逆に時間を問わず定食を味わえるのは、個人経営の小さなお好み焼き店。定食の取り扱い数は大手に比べグッと増える。
そこで実際、町のお好み焼き店20件を巡ってみると、定食を扱う店は17件。ご飯単体を置く店は19件。やっぱり高確率だ。
その上、店によっては付け合わせの一品料理もボリューム満点。「大阪風フルコースやで」と言う、そのお得感が関西人の心をくすぐるのか。

ところで、定食を注文するのに男女差はあるのだろうか? そんな疑問をぶつけてみたところ、これは特にナシ。
男性は「お好み焼き&焼きそば+ご飯大盛りセット」、女性なら「お好み焼き&ご飯、サラダまたはデザートセット」が良く出る様子。一般的に女性は品数が多いモノを好み、男性はボリューム重視……だが、やっぱりご飯は外せない。
そんなわけで、お好み焼き店におけるご飯の売り上げは上々。「1日に3回は炊き直します」と、まるで丼物屋のノリである。

余談だが、関東にも支店を出しているお好み焼きチェーン店に、「関東の支店にもお好み焼き定食はあるのか」と聞いてみると、「取り扱っていません」と即答。理由を聞くと「売れないから」とこれまた即答だ。
かつては取り扱いをしたこともあるという、そのチェーン店。どれくらい売れなかったのかと聞けば、ズバリ関西の10分の1以下。認知もされていないレベルである。

食欲の秋は、まもなくだ。まだ食べたことの無い方は、魅惑の炭水化物ワールドに浸ってみては。
(のなかなおみ)

2006年9月2日 00時00分

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