お好み焼きは焼きたい派? 焼いてほしい派?
焼き加減やソースの量など好みはひとそれぞれ
以前大阪に住んでいたときに、「店の人が焼いてくれるお好み焼き屋さんが多い」ことに驚いた。今は関東に住んでいるが、焼いてくれる店があまりない。


例外は全国的にチェーン展開しているお好み焼き屋さん。もともと大阪発祥のお店が多いせいもあってか、店の人が焼いてくれるスタイルがほとんど。違いがあるのは個人の店。大阪ではたいてい店の人が焼いてくれたのだが(むしろ自分で焼くスタイルの店を探すのが大変だった)、関東では自分で焼くことのほうが多い。

個人的には、基本的には焼くのが面倒なので店の人に焼いてほしい。一般的には、いったいどちらが人気なのか? 関西の方(在住または出身)91名、他の地域の方89名、計180名にアンケートを取ってみた。

(1)関西
   自分で焼きたい−52%
   お店の人に焼いてほしい−48%
(2)その他の地域
   自分で焼きたい−51%
   お店の人に焼いてほしい−49%
なんと、意外にも結果は地域を問わずほぼ同数。

自分で焼いてほしい派の理由は、「やっぱりプロの味が一番!」と味にこだわる意見が圧倒的。また「家でもよく食べているので、外で食べるときは店の人に焼いてもらいたい」という関西の方も。一方、自分で焼きたい派は「自分の好きなように作れる」、「みんなでワイワイ焼くのが楽しい」、「店の人が何度もくると会話が途切れてしまう」など、味もさることながら食事の雰囲気を重視。

ちなみに、お好み焼き屋さんの意見も聞いてみた。店の人が焼くスタイルの店の場合は、「焼き方にもこだわりがある」、「お客さんからの要望が多い」などが主な理由。
自分で焼くスタイルの店は、「焼くことを楽しんでほしい」のだそう。ただ、自分で焼くスタイルの店も、頼めば店の人が焼いてくれるという店が多かった。たまに「混雑時には対応できない」ということもあるようだが。

と、ここまで書いていたら、無性にお好み焼きが食べたくなったので、久々に家で作ってみた(写真)。うーん、自分で焼くのも意外と楽しいかも。焼きたい派に転向か?!

みなさんはお好み焼き、自分で焼きたいですか? 店の人に焼いてほしいですか?
(古屋江美子)