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おにぎりでもなくパンでもない第3の主食「ラブライス」

(上)堂々と「ライス」と名乗るパン型食品「ラブライス」 (下)1cmほどにスライス、トーストしてめしあがれ

「ラブライス」と聞いて何を想像しますか? お米の新しい品種か、お米の保存容器か。私の想像力ではこの程度だったので、この商品を見たときは驚いた。パン以外の何ものでもないではないか。「ライス」と名乗るパン。これは試してみるしかないっしょ。さっそくネットで注文、トライしてみた。

届いたそれは、やはりパン。いや、どちらかというとパウンドケーキ。ずしりとかなり重量感がある。パッケージには、「日本の新しい主食」という文字が目に入る。同封されていた指示どおり、さっそくスライスして軽くトーストしてみた。トースターから取り出すと、ふんわりとしたにおいが漂う。なんとなく甘めのこのにおいは……お米の炊けたにおいじゃないか!! そう、「ラブライス」はお米からできたパン型の食品なのだ。米粉100%、小麦粉を一切使用していないらしい。
食感は独特のモチモチ感が特徴的。ほのかな甘みがあっさりとしていて、とっても食べやすい。よくかんでいると確かにお米の味が……。これは新しい! さっそく製造元に取材を試みた。

ラブライスを開発したのは山形県にある株式会社パウダーテクノコーポレーション。代表の東野さんによると、もともと、日本の食の自給率を上げるためにも自給率100%の米をもっと食べてほしいという想いから、炊く手間が省け、手軽に食べられる米粉100%のパンを作ることを思いついたという。開発当初、グルテンが無い米は小麦と同じようには膨らまないのが現状だったが、工学のプラスチック発泡成形の技術によりその壁を突破、米粉100%でも膨らますことに成功。開発には大変な苦労があったことがうかがえる。

米粉のパンは小麦のパンに比べてカロリーが低めで腹持ちが良く、その上消化がいいと、まさにいいことだらけ。食物繊維が多いことも女性にはうれしい。さらに、安心・健康・美味をキーワードに、原料となるお米はすべて「有機合鴨農法減農薬山形県産はえぬき」米を使用するというこだわりよう。一人暮らしの増加など、若い人を中心に米の消費が減っている中、手軽に食べられる健康主食といえそうだ。
発売以降の反響は高く、ラブライスの技術は多くのパン屋さんや企業はもちろん、健康志向の広がるオーストラリアやアメリカへも技術移転し、徐々に広まっている。スーパーなどの店頭に並ぶ日も近いか!?

オススメの食べ方は「一般的な小麦パンの食べ方ではなく、和風や中華の惣菜(ひじきや金平ごぼう、うなぎ、マーボー豆腐、キムチなど)を合わせて」とのこと。普通はパンに合わないと思われるものばかりだが、原料がお米なら合うのかしら? いろいろ試してみる価値はありそう。
その食べやすさからも、「ラブライス」が第三の主食となる日も近いかもしれない。果たして、日本における食の自給率アップの救世主となるか!?
(さくら)

2006年9月7日 00時00分

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