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「日本一ウマイ〜」の表示はどこまでOK?!

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「日本一ウマイ我が家のキムチ鍋!」とか個人で勝手に言ってる分にはいいんだろうけど……

街を歩いていると、「日本一ウマイ!」なんて看板を目にすることがある。例えばラーメン屋とか。

でもこれって、主観が多分に入る内容だけに真偽のほどを判断するのは難しい。「嘘・大げさ・まぎらわしい」のJAROに訴えられたりしないの?! そもそもこういう表示はどこまでOKなの?

ということで、早速JAROに問い合わせてみると、
「虚偽・誇大広告については、景品表示法という法律で定められています。その法律をどう解釈するか次第ですが、公正取引委員会に聞いたほうが確かだと思いますよ」
とのこと。

そこで、今度は公正取引委員会に訊いてみたところ、どうやらグレーゾーンらしい……。
「基本的には、顧客がそのモノを実際よりも、著しく優良である・有利になると誤認する表示は違法とみなされます」
この表現だからダメ! というような言葉の定義はなく、上記の事実に基づくかどうかで判断されるのだという。

一般的に考えると、「日本一ウマイ!」とだけ書かれていたラーメン屋があったところで、そこが本当に日本一ウマイと信じきって店に入る人はほとんどいないだろう。
「チラシに書いて配っているのか、看板に大きく書いているだけなのかといった表示方法や、一緒に書かれている宣伝文句など、いろいろな要素を含めて総合的に判断します」
結局、一概にこうと言い切ることはできず、個別の判断になるのだそう。

「日本一〜」とか「〜より〜」といった比較広告をする場合、基本的には客観的事実に基づくことが望ましいとされている。「日本一ウマイ」の例でいえば、公正なアンケートを行うなど。よく見かける「売り上げ日本一」、「世界最小」などの表示は客観的データに基づいているといえそうだが、そうした事実はすぐに変動する恐れもある。そのため、特に大手企業などは「(XX年XX月XX日現在)」などの表示を入れる場合も多いようだ。

ということで、今回の「日本一ウマイ!」の表示がOKかどうかについては、
「客観的事実に基づいていないため、全く問題がないわけでもないが、必ずしも問題になるわけでもない。個別に判断していくことになるが、リスクはあるといえる」
というのが公正取引委員会の見解。

まあ、私なら「日本一ウマイ!」と書いてある店にはとりあえず入ってみるかな。それが、日本一ウマくないと感じたところで文句も言わないだろうけど。
(古屋江美子)

2006年9月27日 00時00分

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