納豆ごはんを食べていた時、ふと気がついたことがある。
一緒に食事していた姉は、納豆とごはんをまんべんなくかき混ぜて、からませてから食べていたのだ。自分の場合は、ごはんの上に納豆をのせたら、ごはんと一緒に適当な量を口に入れている。正直、納豆とごはんが混ぜ合わさったものは、見た目的にあまりよろしくない気がした。
そのことを姉に言うと、「行儀が悪いだろうってことはわかってるんだけど、まんべんなく混ざってないとイヤなんだもん」とのことだった。「友達と旅行に行ったときにも、そんな風にしてるのは自分だけだったけどね」と多少引け目を感じている様子ではあったのだが。
同じ家でずっと暮らしてきた姉妹でも、そういう習慣は違うものなんだな。たかが納豆ごはん、されど納豆ごはん。
気になったので、まわりの人たち20人ほどに聞いてみた。するとほとんどの人が私と同じ、混ぜない派。その中には、「カレーライスと一緒で、白いところを残しておきたい」「食べ終わった後、お茶碗がきれいだと嬉しいから」という具体的な理由を持っている人もいた。私はそこまで考えたことはなかったけど、言われてみれば、お茶碗の問題はあるかもしれない。粘った納豆が茶碗につくのは避けたいところ。
他に面白かったのは、「半分は混ぜて、半分は白いまま残しておく。そうすればその白いごはんで他のおかずを食べることもできるから」という意見。なんとなく気持ちはわかる。やはり納豆は他のおかずとは別にしたい、というのはあるようで、「納豆ごはんを食べるときは、無意識のうちに、納豆だけでこのごはんを食べるっていう覚悟みたいなものをしているから、微妙にごはんだけ余ってしまうかも、というときは先にまぜちゃえ! って感じでたまにやる」と論じる人まで。
また、「納豆はごはんとよく混ぜた方が断然美味しい。でも後始末がやっかいなので、行儀が悪いのはわかっているんだけど、納豆の入れ物にごはんを入れてしまうことがある」なんて人も。…
